アパレルの販売員だった頃、女性客からストーカー被害に遭った

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夜 道

アパレルの販売員だった頃、女性客からストーカー被害に遭った体験談です。

この体験談を提供してくれたのは、東京都杉並区在住、51歳の男性です。

ストーカー被害に遭った当時はアパレルの販売員で、今は飲食店で働いているとのことです。

お店への電話、手紙、後を付けられるなどのストーカー被害に遭ったようです。

アパレルの販売員だった頃、女性客からストーカー被害に遭った

女性 ストーカー

当時の状況

私がストーカーに遭ったのは40代前半の頃、当時はまだ今の仕事に転職する前でアパレルの販売員をやっていた時のことでした。

販売の仕事自体は結構長くやっていたので、いろんなお客様に出会うことは当然あるのですが、中にはちょっと行き過ぎた方もいらっしゃって、その時の女性客の一人と少しトラブルがありました。

働いていたお店は基本的にメンズアイテムを扱っていましたが、時には女性客も来られますし、プレゼントを探す方にアドバイスさせてもらうのは日常茶飯事でしたから、結構女性との接点も多い職場だったのです。

お店に2回、電話が入る

ある時期、お店で立っていると私宛に電話が入りました。

代わると女性の声、要件を尋ねると私のファンでぜひ食事に行きたいという内容でした。

突然のことで何が何だかわからないので丁重にお断りしたのですが、どうやらそれまでに接客した女性の中の一人のような口ぶり、とは言え日に何人も来客があるのでその時点では誰なのか全く想像がつきませんでした。

以前、プレゼントを探す時にいろいろ話をしてもらって、とても好感を持ったというのですから、おそらくその相手とはうまくいかなくて私のことが印象に残っていたのでしょうか。

特別懇意にしている顧客様ではないのは確かでしたが、顔と声が一致しないというのが何とも気になりました。

それからしばらくして、また電話がありました。

でもやっぱり店員と客の間柄ですから、そんなに簡単に会うわけにもいきませんし、とにかく変に気を悪くされないように心掛けてお断りしたつもりでした。

最初の電話では切り際に、どことなくがっかりしたような口ぶりでしたが、2回目はちょっと興奮して怒ってるような口調、嫌な予感が少しだけしたのを覚えています。

お店に手紙が届くようになる

その後、お店に手紙が届くようになりました。

内容は丁寧に書いていますが、何しろ私は誰なのかがわからないのが不安でした。

それが回を重ねるごとに、ちょっとづつ内容に変化が見られるようになりました。

どうも仕事が終わってからの私の行動をほのめかすようなことが書かれるようになったのです。

いつどこのカフェでお茶していたとか、どこで誰かと食事をとっていたとか、どうやら仕事終わりに後をつけられているようです。

その時に間違いなくストーキングされてるんだと思いました。

同僚からは警察に相談した方がいいんじゃないかと言われましたが、何となく気が進まないと言いますか、不安なのは確かなのですが、そのうちに終わるだろう、終わって欲しいと願うだけで行動には移さないまま我慢していました。

やはり、いざとなるといろいろ考えてしまうのですね。

面倒でもありますし、相手がどんな人なのかわからないので、もしかしたらそんなに悪い人ではないのかもしれないし、とか。

お店であったことのあるような女性とすれ違う

ただ途中で気づきました。

前にお店であったことのあるような女性とある日すれ違ったのです。

そして、その数日後にまた同じ女性とすれ違いました。

確かにお店で買い物してもらったことがある女性、でもそんなに記憶に残るほどの印象がない方です。

正直なところ、見た目で好きなタイプとかですと覚えていたりするものですが、その方はいたって普通の方、どこにでもいそうなおとなしい感じの人でしたのでどんな接客をしたのかとか、何を買ってもらったのかが思い出せませんでした。

すれ違ってしばらく歩き、後ろを振り返りました。

遠く離れて彼女も私の方を見ています。

間違いないな、そう思って勇気を出してこちらから近づいていきました。

相手も何か言いたげな表情、どう話していいかわかりませんでしたが、相手がストーカーなのは間違いなさそうでしたし、早く解決したいとだけ思いました。

カフェでの話し合い

近くのカフェに一緒に行って正直に話しました。

やっと話が進み出しました。

私は彼女にそういう感情で見ることはできない旨を伝え、彼女はもう付きまとわないと約束してくれました。

その後

思いつめてしまう性格のように感じたので、とにかく丁寧に丁寧にお断りして、その後しばらく頭の中で不安は消えませんでしたが、彼女からは電話も手紙もありませんでした。

もちろん、お店に来られることもありませんでしたが、私は接客の仕事の面白さと同時に怖さも思い知って、その後、転職することにしたのです。

大した大ごとにまでは発展しなかったのは幸いでしたが、でも彼女とのその関係はおよそ1年半近く、やはり気持ちいいものではなかったですし、もし相手がもっと悪質だったらと思うと怖いですね。

ちょっとトラウマになってしまって、今は飲食店で働いてはいますが、裏方の仕事しかしなくなってしまいました。

管理人の解説

解説

ストーカー被害の大半は女性で、20代から40代の若い女性が狙われることが多いのですが、男性が被害者になることもあります。

昔に比べ、その数は増えてきていると言われ、男性でも油断できない現実があります。

今回のケースでは、お店のお客様だとわかっていながら、顔も思い出せない女性が行為者だったとのことで、かなり怖い思いをされたことと思います。

誰だかわかっていれば、対処の仕方もありますが、ストーカーが誰なのかわからない場合、どうもできません。

今回のケースでは、偶然、後を付けられているのに気づき、さらに女性のほうが理解してくれたことで難を逃れることができました。

しかしながら、後を付けられていることに気づかなかったら、女性の方が逆上してきたら、そのようなことを考えると、たとえ男性と言えど、一人だと心細いはずです。

ストーカー被害で相談できる場所と言えば警察ですが、証拠なしでは、なかなか動いてくれないのが実情です。

そんな時は、探偵事務所にストーカー対策の依頼をするがオススメです。

犯人が誰なのか調査してくれたり、ストーカー被害に遭っているのを立証してくれますので、警察が動いてくれやすいです。

それに弁護士とも提携していますので、法的措置や示談交渉も依頼できます。

ストーカー対策は、素人がやると危険です。

ストーカー対策に熟知しているプロに依頼して、速やかに解決してもらいましょう。

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