初めて探偵・興信所に依頼する人は浮気調査を頼んで証拠が見つかった場合、離婚することになると考えている人も多いのではないでしょうか。
夫婦関係はそこで終了、もう修復することはできないと考えていませんか。
しかしながら、実際はかなりの割合の夫婦が関係を修復しています。
※もちろん、夫婦関係の修復が非常に難しいケースもあります。
依頼された探偵会社・興信所によってもその割合は変わるのですが、高い会社だと7割、8割以上の夫婦がやり直すことができています。
もちろん、離婚するのか、しないのかは浮気された方に決定権がありますので、どのようにするのかは自由です。
ただ、もし夫婦関係修復を望んでいるのならば、探偵・興信所に浮気調査を依頼してください。
浮気の証拠を掴むことによって、夫婦関係を修復するチャンスが生まれます。
そのことについて、今から説明します。
『夫婦関係の修復』のために『浮気の証拠』が必要な理由
『夫婦関係の修復』と『浮気の証拠』にはどのようなつながりがあるのでしょうか。
一見、無関係であるように見える2つの関係性について説明していきます。
パートナーからの離婚請求が認められにくい
浮気の証拠を掴んでおくと、パートナーからの離婚請求が認められにくいというメリットがあります。
夫婦関係を修復したいと思っている人にとって一番困るのは、パートナーに離婚請求されることです。
浮気相手に本気になってしまうと、様々な理由を作り上げて別れたいと言ってきます。
ですが、別れたい本当の理由は浮気相手と一緒になりたいからということが判明していれば、この離婚請求を棄却できます。
浮気相手とパートナーを別れさせることができる
決定的な浮気の証拠がなければ、パートナーはなかなか事実を認めないことが多いです。
もし認めたとしても、浮気をやめるとは限りません。
反省するフリをして、隠れてまた同じ過ちを繰り返す可能性があります。
それに浮気相手が誰なのかわからないため、パートナーに反省を促すことはできても、相手とは直接話すことができません。
ですが、探偵会社・興信所に調査を依頼すれば浮気の証拠を掴むことができることに加えて、相手の身元調査も依頼することができます。
名前、住所、勤務先などを調べることができます。
ですので、直接浮気相手と話すことができるのです。
2人を完全に別れさせるためには、パートナーに言うのではなく、浮気相手を説得したほうが効果的です。
そうすることによって、7割程度は別れさせることができます。
また、浮気相手に慰謝料請求することによって別れさせることも可能です。
再び浮気が発覚したら大金を支払わなくてはならないということで、抑止効果があります。
さらに、もう二度と不貞行為を行わないと誓う契約書を書かせるというこもできます。
そうすることによって、パートナーにもプレッシャーを掛けることができます。
事実関係をはっきりさせることによって、対策を立てられる
浮気をしているのかどうかわからない状態では、夫婦関係の修復のために何をしたらいいのかわからないと思います。
もしパートナーが浮気をしているのならば、あなたを騙して夫婦生活を送っているのですから外見上はうまくいっているように見えても、中身は何もないと言えるでしょう。
まず事実関係をはっきりさせなければ、夫婦関係修復のための対策を立てることはできません。
スタートラインにも立っていない状態です。
夫婦関係の修復のためには、浮気の証拠を掴んで、パートナーと相手を別れさせてからがスタートです。
夫婦関係修復のために必要な心構え
探偵会社・興信所に浮気調査を依頼して、証拠を掴み、相手と別れさせ、二度と同じ過ちを繰り返さないとパートナーが反省した後、浮気された側はどのような心構えでいればいいのでしょうか。
今後、どのような夫婦生活を送るのも当然自由ですが、夫婦関係を修復するためにはどうしたらいいのかという視点で解説します。
パートーナーを必要以上に責めない
浮気をされたのですが、パートナーを責めたくなる気持ちは当然理解できます。
ただ、責めてばかりいても夫婦関係の修復は難しいです。
なぜパートーナーは浮気をしてしまったのか、冷静に話し合いをしてください。
浮気はしたほうが100%悪いですが、そうさせた原因は自分にもあるのではないかと考えることによって、今後、どのようにしたいいのか対策を立てることができます。
例えば、セックスレスが原因で浮気をしてしまった場合は夫婦間での夜の営みについて話す機会を作ることができます。
癒しを求めて浮気をしてしまった場合、家庭に愛はあったのかなど話し合いをすることによって、解決できるかもしれません。
夫婦間関係を修復するためにはあなたに、そのような寛大な心が必要です。
そうすることによって、浮気したパートナーが家庭に帰ってきやすい環境を整えることができます。
思いやりの心を持つ
『浮気したひどいパートナー』と最初は思っていても、態度に出してはいけません。
むしろ、思いやりの心を持つようにすれば夫婦関係を修復することができます。
相手の行動や性格を変えることは、成人した男女であればほぼ不可能です。
何を言っても、そうそう変わるはずがありません。
ですが、こちらの行動は自分の意志で変えることができます。
思いやりの心を持ってパートナーと接していれば、自ずと相手からも同じようにしてくれる可能性が高いです。
もちろん、それを期待してはいけません。
無償の愛で接していくうちに、夫婦関係は修復されます。
気持ちが冷めていても口には出さない
浮気をされて、パートーナーへの気持ちは冷めてしまっても経済的、世間体、子供のためなどの理由で離婚を選択できないという人もいると思います。
そのような場合であっても、自分がパートナーへの愛情はもうない、冷めてしまったと口に出すべきではありません。
もしそのように言ってしまうと、婚姻関係が破綻していたとして、離婚請求された時に認められてしまう可能性があるからです。
夫婦関係を維持していくためには、時にはそのような我慢も必要です。
夫婦関係を修復するためにカウンセリングを受けられる場所
ここでは、夫婦関係を修復するためにカウンセリングを受けられる場所を紹介します。
探偵事務所のカウンセリング
全部の探偵事務所でカウンセリングを受けられる訳ではありませんが、大手であれば、カウンセラーの資格を持った相談員がおり、夫婦関係を修復するお手伝いをしてくれます。
しかも、浮気調査を依頼した探偵事務所なので、事情もよくわかっており、相談もスムーズです。
ですので、カウセリングを受けたいと考えている方は、まずはカウンセラーがいる探偵事務所を選ぶ必要があります。
心の健康電話相談
都道府県・政令指定都市が実施している「心の健康電話相談」を利用する方法もあります。
こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)に電話することで、電話をかけた所在地の公的な相談機関に繋がり、相談に乗ってもらえます。
ただ、これは夫婦関係を修復するというよりも、悩みを聞いてもらって心を落ち着かせるのに役立つ感じです。
心療内科・精神科・カウンセリング
街中にある心療内科・精神科・カウンセリングに行って夫婦関係を修復する方法もあります。
特に浮気のストレスで、精神的、肉体的に症状が出ている時は医師に診断してもらった方がいいでしょう。
その後、医師の判断でカウセリングが必要だとなれば、そこで夫婦関係の悩みを相談します。
その場合、医師が悩みを聞くというよりも、心理カウンセラーの方が、話を聞いてくれます。
夫婦喧嘩で離婚しないために!仲直りする方法8選
下記のページでは、夫婦喧嘩で離婚しないために仲直りする方法を紹介しております。
浮気された側の場合は、使えない方法も多いですが、何か参考になる方法が見つかれば幸いです。