今やFacebookは10代から60代までの幅広い世代で利用されているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
利用していない人にとっては何を言っているのかわからないと思いますが、一言でいえばネット上で人と人が交流できるサービスです。
登録している人同士がコミュニケーションを取るために、写真やメッセージをやりとりしたり、コミュニティを作ったしています。
なぜFacebookで浮気調査をするべきなのか、まずは基本情報から見ていくことにします。
浮気調査で気になるFacebookの基本情報
- 世代間のバランスがよく、あまり偏っていない。そのため、どの世代でもFacebookを通じて浮気している人がいる。シニア世代と呼ばれる60代以上の人の利用も多い。
- 登録している男女の割合がほぼ同じ。出会い系サイトではほとんどが男性であることを考えると、浮気につながる可能性が高い?!
- 月間アクティブユーザーが1か月で2800万人(2017年9月のデータ)。日本人口の約20%超が利用している計算。
月間アクティブユーザーとは?
月間アクティブユーザーとは、過去30日間に以下のいずれかに当てはまる行動をとった利用者です。Facebookのウェブサイトまたはモバイル機器経由でWorkplaceにアクセスした
ログイン
WorkplaceまたはWorkplaceアプリからのお知らせをチェックした
Work Chatアプリを利用した出典:Facebook
- 実名登録がルール。職業、住所、生年月日、勤務先、顔写真などのプライベートな情報が載っていることもある。
- 実名登録のため、昔の恋人(元カレ・元カノ)、同級生、同僚、知人をかんたんに探すことができ、つながることができる。
- オープンな場所だけでなく、プライベートメッセージを送ることができる。
- 男性はパソコンから、女性はスマホからFacebookにアクセスしている割合が多い。だだその差は僅差なので、夫や彼氏の浮気調査するのはパソコン、妻や彼女だったらスマホと決めつけないほうがいい。
- 2016年1月14日から「いいね!」以外の「超いいね!」、「うけるね」、「すごいね」、「悲しいね」、「ひどいね」の5つのリアクションボタンが追加された。
基本情報からわかるように今やFacebookは超巨大コミュニティであり、この中で浮気する人がいない訳がないのです。
この中でFacebookを通して1%が浮気していたとしても、28万人の数に上ります。
もしあなたのパートナーがFacebookを利用しているのならば、浮気調査してみる価値はあるはずです。
Facebookの浮気調査をする前の注意点
不正アクセス禁止法という法律を聞いたことがあるでしょうか?
これは、かんたんに言うと「インターネットを通じて他人のマイページやログイン画面に入るために、パスワードを入力してアクセスしては違法ですよ」という法律です。
Facebookはインターネット上にあり、個人ごとのメールアドレスまたは電話番号、そしてパスワード入力してアクセスする必要があるため、もしパートナーのアカウントに勝手にログインしたら、不正アクセス禁止法に抵触すると考えられます。
ポイントは、インターネットを通じてというところです。
もしこれが携帯電話やスマホのメールだったら、インターネットに記録された情報にアクセスする訳ではないので、よほど極端なことをしない限り大丈夫だと考えられます。
ですが、Facebookはインターネットにアクセスしなければ使えないクラウドサービスです。
ですので、パートナーだからと言って不正にアクセスしてはいけません。
ログインされた状態で放っておかれている画面を見るのは大丈夫ですが、さすがにそこまで気の抜けた人はいません。
ですので、Facebookにおける浮気調査は、自分のアカウントからするものに限ります。
ちなみに、不正アクセス禁止法で逮捕されると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
Facebookで浮気調査の方法
それでは、ようやくFacebookで浮気調査する方法について書いていきます。
先ほど言ったように、マイアカウントを持っていないと浮気調査できませんので、ない人はそこから始めてください。
もし機械音痴・ネット音痴であるならば、絶対にパートナーには話が伝わらない知人、友人に手伝ってもらってください。
パートナーと共通の知人や友人には依頼するべきではありません。
もしあなたがFacebookを始めたとわかったら、警戒心が強くなり、証拠を隠滅する可能性が高いからです。
登録名は実名が基本ですが、日本全国にはまったく同じ名前の人はたくさんいるはずなので、パートナーに気づかれるということはあまりありません。
細心の注意を払うのならば、漢字ではなくアルファベットで入力するべきです。
そうすれば、さらに自分の身を隠すことができます。
ここまで準備ができたら、ようやくFacebookの浮気調査を開始できます。
「いいね!」などのリアクションボタンをチェック
Facebookには投稿された書き込みや写真に対して「いいね!」、「超いいね!」、「うけるね」、「すごいね」、「悲しいね」、「ひどいね」などのリアクションボタンをクリックできます。
これは書いた人に対して、自分の気持ちをかんたんに伝える手段です。
マウスカーソルをそれぞれのリアクションボタンの上に持って行くか、クリックすると誰が「いいね!」などを押したのかがわかります。
ただカーソルを持っていったり、クリックしないと名前は出てこないため、浮気相手であっても油断して押してしまう可能性があります。
何度も「いいね!」や「超いいね!」を押している人は特に注意しましょう。
異性の友達のページをチェック
友達リストに載っている異性を全員チェックしてもいいのですが、何百人、何千人を超える友達と繋がっていれば、膨大な時間が掛かってしまいます。
ですので、先ほど解説したように「いいね!」などのリアクションボタンを頻繁に押している人から見ていきましょう。
ここでの見るポイントはリアクションボタン、書き込み、写真などです。
リアクションボタン
パートナーが頻繁にクリックしていないチェックしてください。
かなり怪しいパターンは日付が昔である時は頻繁にクリックしているのに、ある日から突然「いいね!」などのリアクションボタンを押さなくなることです。
これは、最初はその相手にアプローチを掛けている段階だったのが、ある日を境に肉体関係になったため、怪しまれるのを警戒してまったくしなくなります。
写真
写真でチェックするべきはパートナーが写っていないか(うしろ姿でもタグ付けされていればわかります。)ということと、パートナーが載せている写真と同じ場所ではないかということです。
もしその日に、パートナーが休日出勤や出張、もしくは違う誰かと遊ぶと言って出かけていた場合、その写真にパートナーが写っているのは矛盾です。
嘘を付いて、その日出掛けたのです。
また、同じ場所の写真が載っているということは、その日2人は同じ場所にいたことを意味します。
これだけでは、ただその相手と遊んだということにしかなりませんが、パートナーが1人でそこに行ったと言っていたり、違う友達と2人で行ったと言っていた場合、嘘ですので浮気の可能性が高いです。
書き込み
書き込みも、リアクションボタンと同じようにチェックしていきましょう。
書き込みの多さ、そしてある日からいきなり書き込みが少なくなっていたら怪しいです。
それに、リアクションボタンと違って内容も見ることができます。
ただ、たとえ浮気をしていても、好意のあるコメントをするはずはありません。
ですので、内容を見るとは言動の矛盾がないかチェックすることが大事です。
例えば、パートナーが「昨日は楽しかったね!」とコメントしていたとします。
このコメントで想像できるのは、パートナーと書き込みをされた相手はコメントをした日の前の日に会っていたことが予想されます。
その日に例えば、まったく違う友達と会うと言って出掛けていたり、急に出張が入ったと言って出掛けていれば、それは矛盾です。
これはわかりやすい例ですが、浮気をしている人はどこかにほころびがあるはずです。
なぜなら、必ず嘘を付かないといけないからです。
それをこまめにチェックしてみてください。
Facebookとオフラインの証拠からチェック
これは、Facebookの内容とオフラインの証拠から浮気調査する方法です。
例えば、レシートやクレジットカードの明細書、テーマパークのチケットなど日付が書いてあり、その日のパートナーの行動がわかるものを用意します。
そして、Facebookの内容とレシートの行動を比較してみるのです。
もしパートナーが書いた内容とそれらの行動がわかる証拠に矛盾があれば、書いた内容は浮気を隠すためのカモフラージュである可能性が高いです。
例えば、Facebookの書き込みには「京都に行って、楽しかった!」と書かれており、同性の友達の写真が載せられているとします。
ですが、レシートではその日、東京のレストランに行ったことが示されています。
これは京都に行ったのは違う日で、浮気を隠すためにアリバイ工作をしているのです。
その他には上の調査で怪しいと思った相手のページとオフラインで得た証拠を比較します。
例えば、テーマパークの半券とFacebookの怪しいと思う相手のページを比較してみます。
すると、半券に書いてある日付に怪しいと思う相手がそのテーマパークに行っていることを書きこんでいる可能性があります。
もちろん、パートナーの顔が載っていることはありませんが、ほぼ間違いなくその人とテーマパークに行っていたことがわかります。
【参考】浮気の証拠の集め方
探偵に依頼する前にFacebookで浮気調査をする意味
Facebookで得た証拠だけでは、裁判や慰謝料請求で浮気が認められることはありません。
なぜなら、裁判で認められる浮気のラインは、肉体関係があったのかどうかだからです。
それを証明する証拠を用意しなければなりません。
例えば、ホテルや浮気相手の部屋への出入りの写真や車内での行為の写真などです。
当然、Facebookから得た状況証拠だけではダメです。
それでは、探偵に依頼する前にFacebookで浮気調査をする意味はあるのでしょうか。
心理的な側面と費用面から、その意味について考えたいと思います。
自分である程度クロだとわかってから浮気調査を依頼したい
心理的な意味としては、これです。
自分である程度クロだとわかっていないと、探偵に浮気調査を依頼してはいけないのではないかとの思いがあるからです。
もし違っていたら、勘違い野郎だと思われて恥ずかしいなどの思いがあって、もう少し浮気が確実だとわかってから調査したいという人がいます。
ただ、これはどうでしょうか。
探偵の仕事は、浮気の証拠を掴むことだけではありません。
事実関係をはっきりさせるということも仕事の一つなのです。
ですので、「パートナー浮気をしていない」という証明することも仕事なのです。
なので、もし心理的な要因で探偵に依頼する前にFacebookで浮気調査をしようと思うのであれば、やめたほうがいいです。
今すぐ、探偵に浮気調査を依頼してください。
身元調査や浮気調査の費用を削りたい
浮気調査は不貞行為の証拠を掴んだらそこで終わりですが、依頼者の中には相手の身元も知りたいという方もいます。
そうなると、別途費用が掛かることがあります。
ただFacebookで浮気相手の氏名、住所、生年月日、勤務先などがわかれば、探偵に依頼する必要がありません。
それ以上の情報を知りたい場合、探偵に身元調査を依頼しなければなりませんが、調べる項目が少なくなるので費用は安くなります。
それに、パートナーや浮気相手の行動パターンがわかれば調査の役に立つため、調査日数が短くなり、費用が安くなる可能性もあります。
ですので、費用面を考えると、Facebookでの浮気調査は意味があるということです。
【参考】浮気調査で探偵を1日雇うと費用はいくらぐらいになる?