地方と都市部では対象者の行動に違いがあるため、浮気調査で必要な能力や機材にも違いがあります。
そうなると、 『探偵・興信所の選び方』も変わってきます。
それでは、地方で浮気調査を依頼する時はどのような探偵・興信所の選び方をすればいいのでしょうか。
地方と都市部での浮気調査の違い
地方で浮気調査を依頼する時の探偵・興信所の選び方を見ていく前に、地方と都市部での浮気調査の違いを見ていきます。
そうすることによって、必然的に地方で必要な能力、機材がわかってくるはずです。
対象者の移動手段
地方…車
都市部…電車、徒歩、タクシー
地方での対象者の移動手段は車がメインです。
都市部と違って、電車が来るのも30分に1本、場所によっては1時間に1本以下しか来ないこともあります。
ですので、多くの家庭が車を所有しており、足として使っています。
当然、浮気する時にも車を使って移動することが多く、それに合わせて浮気調査の尾行でも車やバイクを使います。
都市部では主に電車で移動すことが多いです。
地方と違い、電車は数分に1本来ますし、何本も網目のように線路があるためどこにでも行くことができます。
待ち合わせ場所
地方…大型スーパー、パチンコ屋、コンビニ
都市部…駅のホーム、商業ビルの前、銅像の前
待ち合わせ場所にも違いがあります。
地方では自家用車を使って待ち合わせ場所まで移動し、相手の車に乗り換えて行動することが多いです。
そのため、長時間無料で駐車できて、目立たない場所を待ち合わせ場所にします。
大型スーパー、パチンコ屋、コンビニなどです。
(地方では、都市部では考えられないような広さの駐車場があるコンビニがあります。)
都市部では電車での移動ですので、駅のホーム、商業ビルの前、目印となる銅像の前などで待ち合わせます。
浮気場所
地方…ラブホテル、車中(公園、河川敷、池の周り、山の中、田舎道など)、オートロックもないマンションの相手の部屋
都市部…ラブホテル、シティホテル、セキュリティのしっかりしたマンションにある相手の部屋
浮気場所として、ラブホテルやマンションの部屋は地方でも都市部でも同じですが、ある場所などが違います。
都市部では駅周辺にラブホテルがあることも多いのですが、地方ではインターチェンジ付近や温泉街近くなどにあります。
これも移動手段が違うためで、その土地に住んでいる人にとって利便性の高い場所にあります。
地方での浮気場所の特徴として、カーセックスがあります。
周りに誰の目もない場所が多いことと、移動手段のメインが車であるのがカーセックスが多い理由です。
停車できる場所であれば、どこでも浮気する可能性があります。
公園、河川敷、池の周り、山の中、田舎道などです。
帰る手段
地方…車
都市部…タクシー
地方の帰る手段は当然、車です。
浮気相手の車で駐車してあった大型スーパー、パチンコ屋、コンビニなどに戻り、そこで乗り換えます。
都市部では行きは電車で、帰りはタクシーのことが多いです。
夜間の明るさ
地方…暗い、真っ暗
都市部…明るい
地方と都市部での浮気調査の違いにおいて、最も重要なことに夜間の明るさの違いがあります。
地方では街明かりがない場所が多く、月明かりだけということもしょっちゅうです。
逆に都市部では24時間、昼間のような明るさです。
地方で浮気調査を依頼する時の探偵・興信所の選び方
地方と都市部での違いを見て、浮気調査に必要な能力や機材にも違いがありそうだなと気づいたでしょうか。
ポイントは2つです。
『車』と『明るさ』です。
地方では、浮気調査に車を使います。
そして、夜間には暗い中、決定的な浮気の証拠写真や動画を撮影する必要があるのです。
ポイント① 車やバイクの運転テクニックがある
地方では車を尾行しますので、車やバイクの運転テクニックが必須です。
探偵会社・興信所の浮気調査の失敗談でも書いたように、運転テクニックがないと道路状況の変化によって失尾する可能性が高いです。
※失尾(しつび)とは、尾行中に対象者を見失ってしまうことです。
ですので、経験豊富な車の尾行に慣れている調査員が在籍する探偵会社・興信所を選んだほうがいいです。
都市部での浮気調査が中心で、徒歩での浮気調査しかしていないようなところでは失敗確率が上がってしまいます。
ポイント② 暗い中でも鮮明な証拠を撮影できる機材がある
地方の夜間はとても暗いことが多いです。
たとえ街中にあるラブホテルに出入りする瞬間を押さえようと思っても、一般のカメラでは鮮明に撮影できません。
そこで、多くの探偵会社・興信所では不可視の赤外線投光器を使い、暗視カメラで撮影します。
しかしながら、そのような機材でも性能に差があります。
最新の赤外線投光器、暗視カメラを使っていなかったばっかりに、顔が認識できず、離婚裁判や慰謝料請求にも利用できないなんてことにもなりかねません。
特に昔からある探偵会社・興信所では、最新の性能の高い機材を購入していない可能性もあるため、注意してください。