探偵会社・興信所に浮気調査を依頼すれば、100%の成功率で不貞の証拠を掴むことができる訳ではありません。
そもそもパートナーは浮気をしていなかったということもありますし、探偵会社・興信所が浮気調査にしくじるという失敗談もあります。
今回はその失敗談について、書いていこうと思います。
いくらプロの探偵であっても、何年・何十年にも渡って何百件・何千件の浮気調査に参加していれば、必ず失敗することがあります。
依頼者側としては、絶対に成功してほしいと思っているはずですが、探偵も人間ですので仕方がない部分もあります。
もちろん、契約時に何をもって成功とするのかしっかりと決めておき、もし失敗したら報酬を支払う必要があるのか、あるのであれば何パーセントなのか聞いておくことも大切です。
それをしておくことで、失敗した時に探偵会社・興信所とトラブルになることを防ぐことができます。
【参考】初めて探偵会社・興信所に相談・契約しに行く時の注意点
それでは、そもそもどのような失敗談が浮気調査においてあるのでしょうか。
探偵会社・興信所の浮気調査の失敗談
対象者に面割れする
探偵会社・興信所の失敗談として、対象者に面割れすることがあります。
面割れとは、尾行に気づかれ、調査員の顔が特定されることを意味します。
ただ、この失敗は調査能力の高い探偵であれば、そんなにあることではありません。
尾行の時は首よりか上を見ないことは基本ですので目が合うことはありませんし、万が一、一度でも目が合ってしまっても調査員を変えることで対処できるからです。
ただ、対象者が百貨店などの商業ビルに入って行き、エレベーターに何度も乗るようなことがあれば、面割れする可能性も高くなります。
あのような密室の空間では顔を確認しやすいですし、何度も同じ人が同じ時にエレベーターに乗るのは不自然だからです。
調査員を変えるにしても、人数には限度があります。
その他には、対象者が発車前の電車からいきなり降りた場合も危険です。
一緒に降りた場合、面割れする可能性が高いです。
ただこの場合は対象者が警戒心を持っている場合が多く、すでにバレかかっている状態です。
ですので、このような状態で尾行していては成功率は低いです。
失尾する
失尾とは、対象者を見失うことを意味します。
プロの探偵がまさか対象者を見失うことがあるなんてと思うかもしれませんが、そのような失敗もあり得ます。
例えば、徒歩での尾行で、対象者がいきなりタクシーに乗った場合です。
探偵側が車両を用意していたとしても、運悪くタクシーがすぐに捕まり、さっと遠くに行ってしまうことが考えられます。
また、車両での尾行でも、失尾する可能性があります。
車で対象者を尾行する時、バレないように車間距離を空けて追跡します。
そうなると、信号、踏切、他車の割り込みなどによって、追跡が困難になることがあります。
このようなケースを想定して、多くの探偵会社・興信所では、すり抜けのできるバイクを利用していることが多いです。
それでも、道路事情によって何が起きるかはわかりませんので、失尾する可能性があります。
浮気の証拠写真が不鮮明
浮気の証拠写真が不鮮明でピンボケしていたり、顔が小さすぎて対象者なのか判別が難しい場合、証拠としての価値はありません。
今は機材の性能が上がっているため、このような失敗は少なくなっているはずです。
例えば、夜の写真や動画撮影でも赤外線暗視カメラを使うことによって鮮明に撮影できるようになりました。
ただ、今でも昔の機材しかないような探偵会社・興信所では、証拠写真が不鮮明で使えないというようなこともあり得ます。
探偵が浮気調査に失敗したらどうなる?
このページを読んでいる方は、探偵が浮気調査に失敗したらどうなるのか不安という方が多いのではないでしょうか?
確かに、探偵が浮気調査に失敗すると、色々な都合が悪いことが起きてしまいます。
例えば、以下のようなことです。
- 調査費用が無駄になる
- 対象者の警戒心が強くなってしまう
- 浮気の証拠を隠滅してしまう
- 配偶者との関係が悪くなってしまう
ざっと挙げただけでも、上記のようなリスクがあります。
しかも、探偵に浮気調査を依頼してしまっては、もう自分ではどうすることもできません。
ですので、何が言いたいのかと言えば、最初の探偵選びですべてが決まると言っても、言い過ぎではないのです。
調査能力があり、成功率の高い探偵会社・興信所に依頼
冒頭でも言ったように、 浮気調査のプロである探偵会社・興信所に依頼しても100%の成功率で不貞の証拠を掴むことができる訳ではありません。
失敗することもあります。
ですが、 調査能力が高い探偵会社・興信所に依頼すれば成功率を上げることはできます。
しかも、その成功率は会社によってかなりの差があります。
調査能力以外には経験豊富な調査員が在籍しているか、十分な数の調査員を確保できるか、最新の機材が揃っているか、結果を出す責任感があるのかなどによっても結果が変わってきます。
そのような条件の揃っている優良な探偵会社・興信所に浮気調査を依頼して成功率を上げるようにしてください。
自分で浮気調査して失敗した体験談
探偵会社・興信所に浮気調査を依頼しても、失敗する可能性はあります。
ですが、個人でやるよりかは圧倒的に成功率は高いです。
ここでは、自分で浮気調査して失敗した女性の体験談を紹介します。
この女性は自分で夫を尾行し、証拠の写真を押さえようとしました。
しかしながら、正面から遭遇してしまい、浮気調査は失敗に終わってしまいます。
結局は、慰謝料0円で協議離婚となりました。
探偵に浮気調査を依頼するメリット・デメリット
下記のページでは、探偵に浮気調査を依頼するメリット・デメリットを解説しております。
失敗のリスクもあるため、どうしても探偵に浮気調査を依頼するのを躊躇ってしまうという方に読んでいただきたいです。
確かに、探偵に浮気調査を依頼するのはデメリットもありますが、メリットの方が遥かに多いことがわかると思います。