コートのポケットに入っていたガラケーに浮気相手とのやりとりを発見した体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、広島県広島市在住、33歳の女性です。
夫の年齢は36歳で、映像関係の仕事をしているとのことです。
今ではスマホがとても普及しており、ガラケーを使っている人は少なくなってきました。
※ガラケーとは、ガラパゴス携帯の略で、スマホと対比で使われるケースが多いです。
ですが、浮気している人にとっては、スマホよりも、むしろガラケーの方がバレづらいということで利用している人もいます。
今回の体験談はどのようなものだったのでしょうか?
コートのポケットに入っていたガラケーに浮気相手とのやりとりを発見
コートのポケットから見たことがないガラケーを発見
ある日買い物から帰宅し、ジャケットを夫婦共同のクローゼットにかけようとした時に、春なのになぜか真冬用のダッフルコートが手前にかかっていました。
そのコートは私が夫に誕生日プレゼントとして買ってあげた物だったので、あげた時のことを思い出して少し嬉しいような気持ちになり、何気なく手に取りました。
そうしたら、ポケットに何か物が入っているのに気づきました。
その時は、「クリーニングに出したりする時に入れっぱなしにならないように」くらいの軽い気持ちで、ポケットの中身を出しておこうとしました。
中に入っていたのは見たこともないガラケーでした。
心臓がバクン!という様な音を立てて、思わず息を飲みました。
夫は女性にだらしがないタイプで、でも堂々と浮気をするタイプではなく、私には「他の女の子と遊ぶなんて興味がないよ」という体(てい)で接してきていました。
それまでも、あやしいと感じることはありましたが(遊び仲間に女性がいて、私にも会わせてくれるのですが女のカンで何度もあやしいと感じました)、証拠をつかむところまでは行っていませんでした。
疑うと喧嘩になったり、気まずくなるので問い詰めなかった事にも原因があるのかもしれません。
ガラケーの中身を確認する
「見つけてしまったものは確認するしかない!」、「もし夫の物ではなかったら、知らないフリをしよう!」と決めて、罪悪感はありましたが我慢できずに中身を見てしまいました。
ロックもかかっておらず、無防備な状態で複数人の女性とのやり取りが赤裸々に残っていました。
夫から積極的に誘っているパターンもありましたが、女性の方からノリノリで誘ってくるパターンもありました。
どん底の気分でしたが唯一、一人だけ夫との関係を「もうこういうのやめよう」と断ち切られているやり取りがあって、それが「ざまあみろ」と負け惜しみの様な救いのような気持ちになりました。
女友達に相談する
読み進めていくうちに耐えられなくなって、女友達に電話しました。
気持ち的にはショックと怒りとで、今すぐにでも彼の職場に乗り込んで泣きわめきたい衝動にかられましたが、そんなことは出来ません。
友人に「ダンナさんに自分から言わせたら?自分から謝ってきたら許してあげるとか」と提案されて、そうしてみることにしました。
夫との話し合い
その日は夫の仕事終わりに待ち合わせて食事に行く約束だったので、ポケットに見つけたガラケーを忍ばせて待ち合わせ場所に向かいました。
私を見つけて嬉しそうに寄って来る夫を見ると、問い詰めるなんて可哀そうな気もしました。
少し世間話をしながら歩いて、話の途切れた時を見計らい「ねえ、私に言いたいことはない?」と聞きました。
夫は意味が解らない様な顔をしました。
「隠し事はない?」と重ねて聞くと「そんなのないよ」といつもの落ち着いたトーンで答えました。
「じゃあ、これはなに?」と私がガラケーを出すと、夫の顔色がサッと変わりました。
夫がガラケーを私から取り上げようとするので、もみ合いになっていた時、すごいタイミングで着信がありました。
二人とも一瞬止まりましたが、夫の方が瞬発力があり、私からガラケーを取り上げてしまいました。
腹が立ったので、私も取り返そうとしたところで夫が着信音が鳴り続けるガラケーを川に捨ててしまいました。
広島は川がたくさんあるんです。
その後、食事にはいかず二人で黙って帰宅し、しばらく二人とも無言で重苦しく過ごしました。
「きちんと説明して女性たちとの関係を清算しないと出ていく。」と言うと、夫は「ごめん、でも連絡先はガラケーにしか入ってないからどのみち縁が切れると思う」と答えました。
その後
その後、何度も話し合ったり疑ったり喧嘩しましたが、時間とともにあやふやになり、また元のようなフワフワとした日常に戻りました。
今は夫の女性関係にはあまり興味がなくなりましたが、夫のほうも一応クリーンを装ってくれるので喧嘩もなく、小さな傷は残りましたが、表向きは問題のない生活を送れています。
管理人の解説
ガラケー云々言う前に、まず携帯電話を隠れて2台持ちしている男性は、かなりの確率で浮気していると思っていいでしょう。
月額制ではなく、プリペイド携帯・スマホなどがありますので、妻に気づかれずに所有できます。
今回の体験談では、結果、時間とともにあやふやになり、表向きは問題のない生活を送れているとありますが、これでよかったのでしょうか?
もしダメだとすると、どこがダメだったのでしょうか?
まず、結果として表向きは問題のない生活を送れていると言っても、わだかまりは残っておらず、またいつ夫が浮気するかわからないという時点で、やはり、どこかダメだったと思わざるを得ません。
最初から振り返ると、ガラケーで浮気相手の女性とのやりとりを発見し、女友達に相談するところまでは問題ありませんでした。
しかしながら、そこからすぐに夫との話し合いになったことがまずかったです。
その結果、ガラケーは川に捨てられ、浮気相手とのやりとりの証拠は消えてしまいました。
ですので、まずやるべきことだったのは、ガラケーに残っていた浮気相手とのやりとりを写真に押さえておくことでした。
そうすれば、ガラケーを川に捨てられようが、破壊されようが、データは残っています。
それでは、ガラケーに残っていた浮気相手とのやりとりを写真に押さえるだけでよかったのでしょうか?
その答えは、ノーです。
まずメールやLINEのやりとりだけでは、浮気の証拠としては不十分です。
【参考】浮気を証明する証拠はラブラブなメールやLINEだけでOK?!
ですので、その証拠を持って、夫を問い詰めたところで言い逃れされてしまう可能性が高いです。
もっと決定的な浮気の証拠を押さえることが大事で、それさえあれば、もっとしっかりとこの問題に対応できたでしょう。
夫婦である以上、あやふやなまま浮気問題を放置することは、とても危険です。
小さな傷も、長い目で見れば、徐々に傷口は開いていってしまいます。
傷口が大きくなる前に修理・修繕することが大切で、そのままにしてはいけません。