友達2人と協力して旦那の浮気の証拠を押さえ、離婚した女性の話です。
この話を提供してくれたのは、大分県在住で、飲食店パートとして働いている37歳の女性です。
GPSの機械を買うことや探偵に浮気調査を依頼するのは金銭的に厳しいということで、友達2人に協力してもらい、証拠を押さえたようです。
1人は旦那が勤めている会社にパートとして潜り込み、もう1人は仕事が終わった旦那の尾行をする役割を担ったそうです。
友達2人と協力して旦那の浮気の証拠を押さえ、離婚した話
離婚を決意した瞬間
もともと浮気性の旦那でした。
無事離婚したので、今では”元”旦那です。
当時、子どももおり、離婚は絶対に避けたいと思っていましたので「怪しい」と感じても見て見ぬふりを続けてきました。
元旦那のそれまでの浮気相手はそれぞれの期間が短く、相手をコロコロ変えているようでした。
私が証拠を押さえようと思った相手は、それまでの相手とはちょっと違い何ヶ月かお付き合いを続けているようでした。
”仕事”で遅くなる日が続き、たまに早く家に帰ってきてもかなり不機嫌。
子どもたちにも、八つ当たりとしか思えない態度で接するようになりました。
ある日、子どもたちから「ママ、もういいよ。あんなパパいらない。」と真剣な顔で言われました。
わからないようにしても伝わってしまうものなんですね。
それまで我慢に我慢を重ねてきましたが、なんだか”お許し”をもらったような気分で、私の中で離婚を決意した瞬間です。
離婚するため、友達2に協力してもらい浮気の証拠を押さえる
元旦那は浮気を止められないくせに、離婚はしないと公言している人でした。
有無を言わせず離婚するため、浮気の証拠を押さえたいと考え、いろんな方法を検索しましたが、パートの身ではGPSの機械購入や、ましてや探偵を雇うなんて到底不可能です。
そこで、私は信用できる友達2人に協力してもらいました。
1人(Aとします)は、元旦那が勤めていた会社へ、パートとして勤務をはじめてくれました。
もう1人(Bとします)は、旦那の退勤後の尾行係を買って出てくれました。
私はキッズ携帯を契約し、居場所がわかるアプリをダウンロードして元旦那の車に忍ばせました。
離婚一択だったので、証拠集めは楽しかったです。
学生時代の部活のノリとでも言いましょうか。
情報交換はLINEのグループトークで行いました。
まず私が「出勤」と入れると、Aが元旦那の出勤を確認したら「着」と入れてくれます。
Aが元旦那の退勤をお知らせする「退勤」と入れると、Bが「了解」と入れ、尾行開始です。
それぞれ家庭があったり、仕事があったりで流れがスムーズに行かない日もありましたが、それもまた楽しかったりします。
Bがすぐ尾行に入れないときは、私がキッズ携帯を位置サーチをします。
まっすぐ帰宅してきた時には「直帰」と入れました。
3人の時間があった時には、3人で尾行したこともあります。
かくれんぼの時に隠れているようなワクワクした気持ちを押さえきれず、高揚した気持ちでした。
こんな友達がいたことに感謝しました。
ラブホテルに入っていくところと出てくるところは、証拠集めを始めて3週間ほどで押さえました。
しかし、高揚していた私たちは「もっと具体的なところを押さえないと!」と粘りました。
具体的なところとは、車内でいたしてるところということです。
これには2ヶ月かかりました。
Bから「今すぐ集合!!」とLINEが入り、20分ほどで3人が集まりました。
普通に写真だけでも良かったのですが、粘って粘ってやっと押さえた現場だったので動画で撮影しました。
すぐにでも乗り込もうかと思ったのですが、さすがに最中にお邪魔するのは申し訳ないなということで一通り終了してから、元旦那の車が移動できないようにAの車が横に、Bの車が後ろにつけました。(気がつかれると逃してしまうので、私の車は少し離れたところに駐車しておきました。)
そして、後ろからBがハイビームで照らします。
中の2人は裸のまま驚いていました。
私はそっと窓をノックしました。
窓が開きました。
私は何も言わず「記入済み」の離婚届と離婚協議書を差し出しました。
元旦那は何も言わずその書類を破りましたが、複数枚用意しておりましたので、再度差し出しました。
このやり取りの間にAは、元旦那の勤務先の社長の奥様に、とれたて動画を送信していました。
さすがです。
その後
その後、養育費や慰謝料の話がありましたが、弁護士を通すようにしたので元旦那には会っていません。
経済的には苦しくなりましたが、精神的にとても解放され、子供たちと楽しく生活しています。
管理人の解説
子供のことを気にして、離婚できない夫婦はとても多いです。
しかしながら、子供から「ママ、もういいよ。あんなパパいらない。」と言われたら、心がスッと楽になるのかもしれません。
それにしても、この3人の連携はすごいですね。
探偵顔負けの調査です。
通常、浮気調査では内偵調査まではしないことがほとんどです。
退社時間をあらかじめ聞いておいて、じっと張り込みをして対象者が出てくるのを待ちます。
この2人も家庭があったり、仕事があったりということなので、なるべく時間を短縮したかったのでしょう。
しっかりとラブホホテルに入る写真、そして出る写真まで押さえておいたのは、抜かりがないですね。
その後も、車内で性交渉している動画まで押さえたのですから、慰謝料請求や離婚のための不貞行為の証拠としては十分です。
ラブホテルの出入りの写真を押さえるのに3週間、車内で性交渉している動画を押さえるのに2ヶ月掛ったのは長いようですが、素人の調査としてはかなり優秀だと思います。
特に友達のAが行動力がすごいですね。
このような優秀な友達がいれば、探偵要らずかもしれません。