結婚前に今は妻である彼女が元彼に未練があり、浮気していた体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、福岡県在住、会社員、37歳の男性です。
浮気は、結婚前でも、後でも関係なくあることです。
違いは、基本的には結婚前であれば、慰謝料請求は難しいことです。
そのことを考えると、結婚前の浮気の方が軽いと見なされているといっていいでしょう。
ただ、当事者にとっては、そんなことは関係ありません。
付き合っている以上、彼氏・彼女に浮気されたら悲しみ・怒り、寂しさ、絶望など、様々な感情が溢れ出てしまいます。
結婚前に今は妻である彼女が元カレに未練があり、浮気していた
彼女と付き合う
まだ付き合って間もない頃でした。
正直、彼女と付き合う時のきっかけは、どうしてもセックスをしたかったからでした。
まだ付き合う前に2人でドライブデートに行き、そのまま彼女のマンションまで送って行って、そのまま部屋に上げてもらいました。
下心は満々だったのですが、デートの前からチャンスがあればと思っていました。
そういう雰囲気になったので、ノリで「付き合おう」と言って、OKをもらった後でセックスをしました。
彼女は周りの評判からヤリマンという事は聞いていたのですが、どうしてもやりたかったので付き合ってしまいました。
スタートがその様な感じだったので、浮気は少し覚悟していました。
実は私も軽い気持ちで付き合ったので、私自身も浮気してもいいかな、なんて思っていました。
彼女の浮気の実態を知る
浮気の実態を知ったのは、付き合って1ヶ月程度だった頃でした。
ちょうど長期で出張が入ってしまい、3週間ほど離れていました。
もちろん、まだまだ付き合いたてなので、毎日電話をしていました。
長期出張が終わり、久しぶりに彼女の家に行き、実際に会ってみると、正直、自分が思っていた様なリアクションではなく、あまり嬉しそうな感じがしませんでした。
直感で、「何かあったのかな?」と思ってしまいました。
その日は彼女のマンションに泊まり、いつもの様にセックスをして、寝て、一晩を過ごしました。
次の日は彼女の方が先にマンションを出て、私は休みだったのでゆっくりとマンションを出る予定でした。
彼女を見送って、身支度が済んだ後で、気になっていたリアクションの真相を知りたくなりました。
彼女が自宅に置いている手帳に、その日の出来事を書いていることを一度見せてくれたことがあったので知っていました。
彼女がマンションを出て、1時間ほど経ってから、その手帳を見てしまいました。
すると、その出張で3週間空けていた時に、元彼に会って、セックスをしていた事実を、しっかりとその手帳に書き込んでいました。
はっきり言って、覚悟はしていましたが、目の前が真っ白になりました。
この事を彼女に話すかどうか、その日の夜までじっくりと考えました。
そして、その日の夜、改めて彼女のマンションに行き、思い切ってその事を問い詰めました。
そうすると、特に抵抗することもなく、その事実を認めました。
彼女はまだ元彼に未練があり、元彼に会ってしまったという事でした。
きっかけはその元彼から誘いがあり、食事に行って、その流れでセックスまでしてしまったという事でした。
彼女と別れ、再度、付き合い、結婚
私はその時まだ若かったので、頭にきて彼氏彼女という関係を止めようと別れを告げました。
しかし、私もまだ彼女に対する気持ちはあり、その後もちょくちょく連絡を取り、セックスフレンドの様な関係になっていました。
このままでは良くないと思ったので、彼女にも今の気持ちを確認し、再度、付き合う事にしました。
それから4年後に結婚し、もう結婚10年を迎えました。
その間に彼女がその元彼と会っているかどうかは知りません。
少なくとも、私は認知していません。
コッソリと私にバレない様にまた浮気をしているかもしれませんが、問い詰めたり、確認したりはしていません。
また、そういう素振りも特にありません。
結婚もしているので、ちょっとやそっとでは別れる事は出来ませんので、出来心程度の浮気は許さざるを得ないのかなと覚悟はしています。
実を言うと、私もその間に浮気を何回かしていますが、彼女にはバレていません。
浮気と言っても、一晩だけの関係だけなので、二股をしていると言う事はありません。
セックスのみの身体の関係だけです。
ひょっとすると、その事実を彼女は知っていて、私自身が泳がされているのかも知れませんが…。
管理人の解説
出張中の浮気、手帳に出来事を書く彼女などを見ると、結婚前でも後でも、人間は同じような行動を取るのだと再認識しました。
出張中に浮気するのは寂しさや気づかれにくいためで、手帳に出来事を書くのは、女性の習慣です。
この男性の文章を読んでいると、彼女に対して愛情はないように思えてしまうのですが、結婚までして、さらに結婚から10年も経っているということが驚きです。
やはり、夫婦間の事は、外部から見るだけではわかりません。
しかしながら、そこで妙にリアルな感じもします。
人生は理屈ではなく、その時々の感情によって、動かかされていることが多いです。
その積み重ねで、ここまで来たのでしょう。
計画を立てる人生がいいのが、感情に赴くままに生きるのがいいのか、その中間を取るのがいいのか、それは人それぞれです。
何がいいということではありません。
ただ、少し俯瞰的に人生を捉えたり、感情的になるだけで、人生は少しづつ変わるものです。
もし人生を変えたいと思っているのであれば、そのバランスを変えてみることです。
その調整によって、人は変化します。