デイケア利用者の70代前半の女性が行方不明で見つからなかった

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リハビリ

デイケア利用者の70代前半の女性が行方不明で見つからなかった体験談です。

この体験談を提供してくれたのは、北海道旭川市在住、43歳の男性です。

この事件は、今から20年ほど前に当時、勤務していたリハビリテーションで起きたそうです。

行方不明となった女性は、当時、胃がん患っていたようです。

それが原因で、遺書を残して、家族のもとを去ってしまいました。

捜索しても見つからず、そのまま葬儀を行ったようです。

デイケア利用者の70代前半の女性が行方不明で見つからなかった

リハビリテーション 女性

デイケア利用者の70代前半の女性が胃がんの手術

今から20年ほど前に、通所リハビリテーション(以後、デイケア)に勤務していました。

1日の利用者数は、約40~60人ほどでした。

そのたくさんの利用者の中で、70代前半の女性で、息子さん夫婦と孫と同居しているAさんという方がいました。

Aさんは、認知症などはないのですが、少し病弱で、精神的にネガティブな方で、割と神経質な方でした。

そのAさんが、胃がんの手術のためにしばらくの間、入院することになりました。

ちょうど季節は、1月を過ぎた頃でした。

デイケア利用の再開

ただでさえ、神経質な方でしたから、「メンタル面は大丈夫だろうか?」と心配しました。

その後、入院してから1か月ほど経過した頃に、事業所の相談員に家族より連絡があり、「胃がんの手術が終わったことと、体の調子が安定した頃に改めてデイケアを利用したい」との連絡を受けました。

そして、デイケア利用、再開の運びとなりました。

久しぶりのデイケア利用で、Aさんは少し緊張した表情でしたが、特に精神面については大きな変化はないと感じていました。

Aさんは、デイケアで夕方の16時まで過ごした後に、デイケアの車で送迎して無事に家に帰宅したのでした。

Aさんが行方不明になったとの連絡が入る

デイケア利用再開となったその日の夜、21時過ぎに職員の緊急連絡網で「Aさんが行方不明になった」との連絡が入りました。

とりあえず、「集まれる職員は状況を説明するから施設に来てほしい」とのことでした。

僕は急いで、車を飛ばして施設に向かいました。

30分ほどで施設に到着し、相談員より状況の説明がありました。

Aさんは、デイケアから帰ってきた後に、家族そろってリビングで食事をしたそうです。

その後、自分のお部屋で過ごしていたのは、家族の方全員が把握していました。

しかし、お嫁さんが21時を過ぎてもお風呂に入る様子がないので、Aさんの部屋に行ってみたそうです。

すると、Aさんは部屋にはおらずにAさんの部屋の真ん中にある小さなテーブルの上に「私のがんは治っていないのでしょう。迷惑はかけたくありません。」と遺書のようなものが置いてあったそうです。

お嫁さんは、ご主人に遺書を見せて、警察とデイケアの相談員に慌てて電話をしたのだそうです。

そして、相談員が職員の緊急連絡網を使って、職員に集まってもらったとのことでした。

集まった職員職員は、ほぼ全員でした。

そればかりか、職員の中には、自分の夫や息子を連れてくる人もいました。

集まった人数は、おおよそ40~50人ほどだったと思います。

この時、すでに時間は夜の22時頃になっていました。

Aさんの捜索

私たちは、Aさんの家までデイケアのワゴン車5台に乗り合わせて、向かいました。

Aさんのご家族に、これから「ご近所を捜索する」ことを伝えて2人1組に分かれて、Aさんの家を中心に散らばるように捜索を開始しました。

この時期の北海道の夜は、気温が氷点下20度を下回ることも珍しくはありません。

とにかく、できるだけ早く見つけなければならないと感じて、ペアになった職員と懐中電灯を使いながら、探しました。

途中、Aさんの家の町内会の方や近所の方、巡回中の警察官も加わり、大捜索が行われたのです。

私は、Aさんの家からそれほど遠くないところにある、コンクリートで作られた川のすぐそばまで降りて探しましたが、見つけることはできませんでした。

最終的には、かなりの人数(おそらく100人以上)でAさんを探したのですが、その日はAさんを見つけることができませんでした。

次の日も、その次の日も見つけることはできませんでした。

時間が経ち、雪が解けて春になりましたが、何一つAさんの行方のヒントは見つけることができませんでした。

Aさんは見つからず、葬儀を行う

Aさんの捜索願は出されていたのですが、7月になりAさんの家族はAさんが見つからないままに葬儀を行うことになりました。

私も葬儀には出席しましたが、何とも言えない悲しく切ない葬儀となりました。

現在、Aさんのように高齢者で行方不明となる人が増えていますが、そのような方が一人でも少なくなることを望むばかりです。

このことがあって、私は介護現場で働くことから少し距離を置くことになりました。

管理人の解説

解説

遺書が残されていた場合、生命の危険が迫っていますので、一刻も早く警察に行き、行方不明届を提出すべきです。

また、遺書が残されていなくても、財布や携帯電話を部屋に置いて行方不明になった場合も要注意です。

自殺の可能性がとても高いため、迅速な行動を取るべきです。

ただ、成人していますと、警察に行方不明届を出しても、事件や事故でない限り、なかなか捜査してくれないケースがあります。

そのような場合、どうすればいいのでしょうか?

答えは、探偵事務所に人探し調査を依頼することです。

探偵であれば、調査依頼に対して、すぐに行動を取ってくれます。

近くの探偵事務所にすぐ連絡を取りましょう。

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