消防団で家出人・行方不明者捜索の活動をした体験談

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ボランティア 手

消防団で家出人・行方不明者捜索の活動をした体験談です。

この体験談を提供してくれたのは、岐阜県加茂郡在住、53歳、自営業の男性です。

捜索の対象者は、地元の高齢者や家出人です。

消防団の活動内容は、消火活動だけでなく、このような捜索活動もしているのです。

特に地元の高齢者が行方不明になった場合、出動要請をされることもあるようです。

消防団で家出人・行方不明者捜索の活動をした体験談

消防団 捜索活動

消防団での家出人・行方不明者捜索の活動内容

僕の住んでる地域は田舎ということもあり、消防団活動が盛んな地域だと思います。

僕も8年間程消防団に加入し、色々と地域活動もしてきました。

その中でも家出人捜索等は重要な活動の1つで、消防団加入時には4回程、捜索活動をしました。

その対象は様々で、経験した捜索としては徘徊癖のある痴呆症の老人、川遊びをしていて流された人の捜索、家を出て行方不明の人が自殺の恐れが有るということでの捜索等を経験しました。

捜索は仕事が休みの日にという訳にはいきませんので、平日の昼間であれば仕事を休んでということですし、夜、仕事から帰って捜索した事もありました。

どういう捜索でもそうなのですが、消防団は特別なことは出来ませんので、例えば川での捜索時には川に入ってというのは危険ですから、川沿いを歩きながらの捜索という形です。

しかし、川での事故では殆ど水死体となって見つかるので、正直、自分たちで見つけることが無くて良かったなという思いです。

実際に捜索活動をしていて思ったのは、僕の地域ではこういう活動に関しては理解が有るので仕事を休むのは難しくはありませんが、こういった活動が根付いていない地域、すなわち都市部では仕事を休むことはどうなのかなというのは感じていました。

対象の捜索人が身内とかならそうでもないとは思いますが、個人的には全く無関係な人の捜索となると、会社の上司などもいい顔をしないのかなと。

もう一つ、色々な理由があると思うので不明者等を責める訳にはいきませんが、やはり周囲の人達は勿論心配もしますし、多くの人たちに迷惑が掛かってしまいます。

僕達消防団は仕事ではありませんが、地域活動に参加すれば多少なり報酬が出ます。

しかし、例えば徘徊老人が行方不明になってしまうと、その地区の人達の多くが捜索に駆り出されたり、女性の方達は僕達のように捜索にあたっている人達の為の炊き出し等もしなくてはいけません。

僕達には非常に有難いことでしたが、女性の方も家で色々と仕事があるなか大変ご苦労様な事だと思っていました。

幸いにも身内等で家出人や不明者も出たことは有りませんから、消防団を退団後は捜索をしたことはありませんが、年に何回かは地域の広報で行方不明者が出ているという事を耳にします。

やはり、時代なのか老人の徘徊が多いようなので、いつも心配しながら広報を聞いています。

僕が経験したなかでは行方不明者を見つけ出すことは出来ませんでしたが、夏の暑い日の捜索活動の時もみんな文句も言わずに黙々と捜索活動をしていた光景を思い出しますが、こういった事での地域活動は大変重要なことだと思うのと同時に、我ながら本当にご苦労様な事だと思います。

殺人事件があり、パトロール

これは人探しとは少し違ってくるとは思いますが、消防団加入時に一度地元で殺人事件があり、その犯人がまだ捕まっていないということで、地域の方が役場に「不安で夜眠れない」という電話があり、夜の10時頃に連絡がありその後、消防団として地域のパトロールに出たことがあります。

夜10時といえばみんな明日の仕事に向けてのんびりしているところですが、僕としては殺人の被害者が小中学校の同級生ということもあり、少しでも役に立てればという思いもあったので、勿論、パトロールに参加しましたし、確かこの時は団員の殆どが出席していたと記憶しています。

この時も文句は勿論言いませんでしたが、正直、消防団は一般市民と何ら変わりませんから仮に犯人と遭遇した時集団で居れば大丈夫だとは思いますが、実際何かあったらと言うのは有り、こういう場合、消防団が駆り出されるのはどうなのか?という思いは団員全員にあったと思います。

結局、犯人は犯行後直ぐに何処かへ逃げたようで、僕達消防団員も無事では有りましたが、確か朝の5時頃までずっとパトロールをしていました。

まとめ

色んな事が起きますが、やはり地域活動は大事です。

捜索等で協力する事は無い方が良いのですが、消防団を辞めた今でも何かあれば協力していければと思っています。

管理人の解説

解説

消防団の役割に、人命救助があります。

ですので、高齢者や命の危険がある人の捜索を要請されることがあります。

しかしながら、消防団員はプロではありません。

ですので、人海戦術の役割を担うことはできますが、人探しに長けている訳ではないのです。

やはり、人探しの中心は警察です。

もしもあなたの身内が行方不明になった場合、行方不明者届を警察に出すことです。

また、探偵に行方不明者・家出人の捜索を依頼することも有効です。

この場合、費用が掛かりますが、探偵の方が融通が利きます。

警察は人探しに割く人員が不足していますし、そもそも事件性がなければ、なかなか動いてくれません。

しかしながら、探偵はお金さえ払えば、捜索活動をしてくれます。

ですので、警察、探偵の両方を見据えて調査の依頼を考えましょう。

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