『友人が失踪し、一度は探偵が見つけるもその後音信不通で消息不明』という体験談を提供してくれたのは、愛知県大府市在住、39歳、会社員の男性です。
今から15年ほど前の話で、当時はまだ学生だったようです。
友人が失踪したのには、ある理由がありました。
どのような話なのか、詳しく見ていくことにしましょう。
友人が失踪し、一度は探偵が見つけるもその後音信不通で消息不明
もう、あの事件があってから15年近く時が経ちました。
はやいものです。
行く先ざきで、似た表立ちをしている人がいると、ふとあの人では?と思ったものですが、未だ彼は見つかっていません。
行方不明のまま。
風の噂では、あまりいい結末を聞いていません。
彼がいま存在しているのかいないのか、それすら掴めていない状況です。
事件は前触れなく突然訪れるものです。
当時の状況
2002年の夏、僕は友人たち4人といつものメンバーで遊んでいました。
僕らは20歳過ぎたばかりで、すこしやんちゃな年頃です。
夜の街をねりあるいては、声をかけてナンパしたり、コンパしたり、飲み歩いて喧嘩になったり、そんな毎日を繰り返していたある日。
友人Aが会社の先輩の紹介で副業を始めました。
その友人は僕の幼なじみの友人Bの高校の同級生で、僕はその幼なじみの友人BをきっかけにAとも、遊ぶようになりました。
もう一人、幼なじみの友人Cもいましたが、友人CとAは同じ会社で仕事をしていた同僚でした。
とにかく、僕らは、友人A〜Cと僕の4人でつるんで遊ぶのが多かったですね。
友人Aが先輩の紹介と称して、バーのバーテンダー的な仕事を副業として、仕事をしだしました。
副業を夜しているので、いつも遊ぶ夜の時間にいないので僕らは別段疑問にも思わずに、「あぁ、そうなんだ」「まぁ車をもう少しいじりたいとかいっていたから、改造費でも稼いでいるのかな?」という、ぐらいで友人Aの居ない残りのメンバー3人もしくは友人Bの2人で遊ぶ事が多くなりました。
彼(友人A)は車が好きだったので、愛車のベンツの為に働いている。もしくは、彼女に指輪でもプレゼントするのか?そんな風に思っていたわけです。
しかし、実際副業が始まると、非常に辛そうでした。
仕事が終わってからの夜の仕事、ダブルワーク、睡眠不足、昼間の仕事は土木関係なので肉体的にもきついハズです。
僕らは、心配になり、いっちょ、ひやかしてやっか!といいつつ、彼の様子を見に、バーに向かいました。
そこは、名古屋のはじっこにある雑居ビルの3Fで、こじんまりした店でした。
店には常連と思われる女の人とバーテンダーの友人Aがいました。
彼女に友人Aは話を合わせるように話していて、目は疲れてやつれているのがすぐにわかりました。
笑顔にも覇気がなく。
ここで僕と友人Bが目を合わせて異変に気づきました。
その夜、店が終わるのを待っててくれと言われ、僕と友人Bが待っていると、イライラした表情で友人Aが出てきました。
どうしたんだ?A!なんか疲れてないか?あの女は?ヒモじゃないだろうな?なんて会話をしていましたが、「やってらんねーよ!」「あんなブス女!なんで相手にしなきゃなんねぇんだよ!」「くそっ!」と友人Aは言い放ち、真っ白のハイエースに乗り付けいいましいた。
「ちょっとデニーズで話いいかな?」
友人Aに「えっ?その車Aの!?」「ベンツどしたの?」さらにイライラした友人は「ここじゃマズいから、○号沿いのデニーズで!」と言い、僕らはそこへ。
注文もそこそこに、話を聞くと、先輩の車であるハイエースに車を交換したという。
納得いってないという顔をしていたが、その件についてその場ではふれず、「この仕事は辞めたい。でも先輩が辞めさせてくれない。」という都度の話を朝まで聞かされました。
そして翌日、事件が起きました。
事件が起きる
夜中の1時位に友人Bから電話が鳴りました。
この日は僕は家でゆっくりしていたのですが、大体、遊びだしは20時〜おそくとも22時頃だったので、「こんな時間にどうかしたの?」と聞くと、かなり意気こんだ感じで、「頼む!貸してくれないか?俺に車を出してもらえるか?」って聞いてきました。
その頃、まだ学生だった僕は車はもっていなかったので、親の車を借りて乗っていました。
「まぁこの時間親も寝てるしいいよ」というと、「ありがとう、友人Aがマズいんだ!」とだけ言って友人Bと落ち合いました。
「友人Aがどうしたの?」と、聞くと「実はあの白のハイエース先輩に友人Aのベンツと強引に交換させられたらしいんだ。」「強引に!?」「どゆこと?」「友人Aの車のキーを勝手に会社の寮に忍び込んで盗ったらしい。」「代わりにおれの車でも乗ってろ!」と言われ、白のハイエースを泣く泣く乗っていたそうなのだ。
「それは、窃盗じゃねぇか!」、「なんだその先輩とか奴!」、「副業とかいって働かせて売り上げのほとんどを先輩がもっていってるらしい」という事を聞き、ベンツを取り返そうという話になりました。
ベンツのキーは合い鍵がありました。
先輩がいるとされる飲み屋に行き、店にいる間だに盗み返そうという事です。
もともとベンツは友人Aの物ですから、盗むというより、取り返すという考えでしたので、実行する事になりました。
友人Aはいつもの様に、バーから出てきて「ありがとう」と大事そうにカバンを持ちながら感謝していました。
その後、ベンツの駐車上に向かい取り返しました。
ベンツに久しぶりに乗った友人Aは、いつもの笑顔が戻り意気揚々と「ちょっと遠くに旅に出るわ!」とだけいって「元気でな!また戻ったら言えよ!」と言うと、行ってしまいました。
その日の夜、僕らは先輩といわれる人たちに近くのファミレスに呼ばれました。
Aが失踪した今、いつもの友人3人で遊んでいるところに、友人Aの同僚である友人Cに先輩から電話があったのです。
友人Cはひどく怯えていて、テレビドラマの様に本当に手が震えていました。
僕と友人Bは先輩という人たちには話だけで、会うのは今回が初めてでした。
真っ黒のセルシオがやってきたかと思うと、女と出てきた丸坊主のいかにも?という風貌でポン刀を目の前数センチまで突き刺して言いました。
「おまえらだなAのツレってのは」「かくまったり、嘘だとわかった時点で容赦はしねぇ」「いいな」「中入れ」といわれ、そのまま(ポン刀持ったまま)ファミレス入っていくことになりました。
話を要約すると、友人Aは先輩に借金をしていました。
その担保にベンツを盗られていて、車がないと仕事(副業)もできないので、ハイエースを貸していたそうです。
副業でお金がもらえないのも、そもそも副業をしだしたのも、先輩に借りた借金を返済する為のもの。
しかも、友人Aは失踪する最後の日、売上金全部、金庫からカバンに移し、持ち去っていました。
(最終日、大事そうにカバンを持っていた中身はソレか。。泣)
友人を探す
その後、僕らは電話したりしましたが、何処に行くかは不明。
先輩たちは、何度か僕らに友人Aの居所を聞いてきたり、脅しをしかけてきましたが平行線となり、結局、探偵を雇う事になりました。
探偵ってすごいんですね。
あっという間にみつけられたみたいで、東京にいたらしく。
その後
同僚の友人Cによると、その後、先輩たちが実家に行き金を巻き上げ、東京でいろいろあったあげく、音信不通になったようです。
その後、友人Aの消息をたったまま。
実家にも連絡もないようです。
管理人の解説
借金をしたまま失踪するということは、よくあることです。
このようなケースでは、警察を頼ることは難しいです。
民事不介入の原則で、通常、警察が捜査することはありません。
※お金の貸し借りだけのケース
もしも失踪した人物を見つけ出すためには、この話でも出てくるように探偵を雇うのが一般的です。
もちろん、お金を借りて失踪している訳ですから、そう簡単に見つかるとは限りません。
ですが、探偵は人探しのプロですので、少しの手掛かりがあれば、居場所を突き止めることができる可能性は高いです。
もしもどうしても探したい人物がいる場合、探偵事務所に相談してみましょう。
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