経営者の旦那が浮気しており、探偵に調査を依頼して証拠を掴んだ話です。
この話を提供してくれたのは、東京都港区在住、39歳の女性です。
旦那は、システム構築会社を経営している社長とのことです。
経営者の浮気は、本当に多いです。
その理由は後ほど考察しますが、とにかく多いのです。
この女性の旦那も同じでした。
旦那の会社をお手伝いしている女性が浮気相手です。
探偵に浮気調査を依頼して慰謝料請求までして区切りを付けるのですが、その他の選択肢もあったのではないかと自問自答しています。
経営者の旦那が浮気!探偵に調査を依頼して証拠を掴んだ話
旦那の怪しかった点
私の妊娠中の浮気でした。
帰宅が遅いと思っていましたが、私は体調があまり優れなかったので、深く考えたり追及したりしないまま過ぎていきました。
そのうち、深夜の帰宅が朝になり、数日、帰宅しない日も過ぎていきました。
旦那は個人でシステム会社を経営しており、自分用の仕事部屋も別に借りていました。
そこで、最初はお手伝いをしていた女性がいつのまにか共同経営という立場になっており、仕事という大義名分のもと、ほぼ毎日24時間一緒に過ごすようになっていました。
ほかの従業員も知っているようでした。
LINEでの女性とのやりとりを証拠として写真に押さえる
私が浮気の証拠を押さえたのは、久々に帰宅した旦那のスマートフォンのLINEの画面です。
ロックが掛かっていましたが、知らない女性からの通知が続きます。
それから不審に思ってタイミングを見計らっていたところ、ちょうどスマートフォンを触った直後に旦那のお母さんからの連絡で庭に出ていき(敷地内同居でした)まだロックが掛からない状態でスマートフォンが放置されていました。
恐る恐るLINEやメッセンジャーを開くと、明らかに行為の写真などや卑猥なやり取りが続けて出てきました。
私は自分のスマートフォンでその画面を可能な限り写真に撮り、証拠として残しました。
その後、何気なく過ごし、旦那は私が何かをさぐっているのも特に気づかないようでした。
そもそも、ほとんど帰って来ず、帰ってきても生後間もない子供がいるので、そちらに気を取られてあまり私のことは見ていなかったのだと思います。
私は、SNSで新しく偽名のアカウントを取得し(閲覧した履歴で何かがばれないように)その相手の名前を検索し、ある程度出身地、学歴、経歴など、ある程度の身元を特定しました。
その後、慰謝料請求のための内容証明を送ることを計画しましたが、何分、証拠が携帯画面の履歴しかありません。
探偵事務所に相談に行く
慰謝料請求のためにはもう少し確定的な証拠がほしいと、いわゆる「不貞行為」の写真を取るために、探偵事務所へ相談に行きました。
実は私はシステム関連の仕事をしていたことがあるので、主人のパソコンに勝手にログインして、保存されいてるパスワードを抜き出すことができます。
しかし、不正ログイン、ハッキングの犯罪に手を染めるのは嫌ですし、そのような形での証拠を提示すれば、逆に訴えられる可能性もあるためです。
探偵事務所に相談に行って必要だと感じたのは、「この日程、もしくは時間帯に張り込んでいれば写真が撮れる」という、ある程度の行動パターンの把握です。
そうでないと、毎日探偵さんにべったり張り込んでもらう形になり、費用が膨れ上がってしまいます。
慰謝料は「無い袖は触れない」と、言われてしまえばそれまでです。
相手も主人も会社員ではないので、会社の給与から差し押さえができません。
下手をすると、私が探偵を依頼した費用だけ赤字となり、精神的にも金銭的にも損をするだけという形になりかねません。
そのため、行動パターンを把握し、あたりをつける必要がありました。
そこでまたSNSです。
彼女は投稿の公開範囲を「友人まで」にしていて、ほとんど私は見ることができませんでしたが、彼女の数名の友達、特にお兄さんなどはこちらも驚き、探りを入れるために見ている私がなぜか心配してしまうほど、すべての投稿が「全体公開」となっており、その中には彼女と一緒の行動も含まれていました。
そのようなものを暫く見続けていく中で、週末は実家に帰るから主人とは一緒にいない、この日は友達と会うなど、パターンが読めてきて、消去法で「この日のこの時間帯なら写真が撮れる」というものが絞り込めてきました。
探偵事務所に浮気調査を依頼
候補日を絞り込み、探偵事務所へ依頼。
その後、数日で連絡が来て、事務所へ向かうと、写真データと細かな報告書を渡されました。
それをもとに旦那と彼女へ慰謝料請求、提示額よりかなり低めでの決着、家庭内別居となり今に至ります。
まとめ
私は、徹底的に追及して、お金をもらい、気持ち的にはなにもしないより次への区切りができた気がします。
ただ、このようなことをしても、相手の気持ちは戻らないことも改めて感じました。
いくら証拠を押さえても、それで幸せにはなれない、全部知ったから良いわけではない。
余計相手を追い詰めて離してしまった気がします。
もう一度やりなおしたかったら、つらいですが、しばらく片目、いや、ほとんど両目を閉じるくらいで過ごして、タイミングをみるのも、もしかしたら大事かもしれないと思います。
管理人の解説
冒頭に、経営者の浮気は多いと書きましたが、その理由を説明します。
そもそも経営者は、お金に余裕がある人が多いです。
それに時間を自分の裁量で何に使うのか決められる立場にあります。
浮気するのに必要な「時間」と「お金」があるので、経営者は浮気しやすいと言えます。
これは会社の社長だけでなく、自営業者でも同じような傾向があります。
ポイントは、「時間」と「お金」です。
その二つがあれば異性にモテますし、出会いも増えます。
そうなると、自分から積極的にならなくても異性の方からアプローチしてくることもあります。
ただ異性からのアプローチを待っているだけという経営者は少ないです。
経営者は一般的な会社員と違って、「野心」や「自信」を持っている人が多いです。
「野心」や「自信」がある人は、積極的に異性を口説く傾向があります。
それは既婚者であっても同じです。
配偶者以外の異性を口説き、浮気をしてしまうのです。
もちろん、そうではない経営者も存在しますが、浮気する人の割合はかなり多いと考えた方がいいでしょう。
経営者の異性との出会いの場所と言えば、キャバクラやラウンジなどのお店の他、異業種交流会、趣味のサークル、社内恋愛などが考えられます。
特に注意したいのが、部下や秘書との浮気です。
会社に入社した後で、部下や秘書と浮気に発展することもありますし、入社前から関係を持っていることもあります。
これはどういうことかと言いますと、愛人を入社させるケースもあるということです。
大きな会社では難しいですが、中小企業で、経営者の言うことは絶対の場合、このようなケースもあり得ます。
もし経営者である配偶者が浮気した場合、上の話の女性のように探偵に調査を依頼して証拠を掴み、慰謝料請求や離婚する方法が考えられます。
他には、自分で浮気調査したり、見て見ぬふりをし続ける選択肢もあります。
どの選択をするにしても、決意を新たにして行動することが大切です。
妥協して安易に済ませようとすると、思いも寄らない結末を迎えることになった時、精神的に耐えられない可能性が高いです。
見て見ぬふりをするにしても、「私は、配偶者の異性関係には一生目をつむる」と決意したほうがいいです。
それほど浮気問題は深刻で、人生を左右する可能性のある出来事なのです。