Twitterで出会った女性からネットストーカー被害に遭った体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、大阪府寝屋川市在住、22歳、会社員の男性です。
この男性はTwitterを通じて、その女性と実際に会い、その後、ネットストーカーをされたと言います。
もしも現在、あなたがTwitterなどのSNSをしていて、オフ会などを計画しているのであれば、一度、立ち止まって考えてください。
実際にネットで知り合った人と会うのは様々なリスクがあります。
この男性の教訓を活かしてください。
Twitterで出会った女性からネットストーカー被害に遭う
Twitterで色々な人と交流する
震災前後のころの話です。
今ではやや落ち目気味ですが、当時、Twitterは最先端のツールであり、人と人との交流が今よりもさかんだったと思います。
今では簡単に凍結できますが、当時はそうでもなく、いろんな人がTwitterを利用していたと思います。
彼女とは、Twitterのフォロワー同士
話を戻しますが、彼女とは最初はTwitterのフォロワー同士の関係でした。
ふと、気が合い、話が合い、やり取りをしていくうちにそれなりに仲がよくなりました。
当時は顔が見えなかったこともあり、相手が年上の女性であったということもあり、どこか恋心というか憧れがあったものだと思います。
やがて僕は彼女の電話番号を教えてもらい、二人だけで通話をしたりする関係が続きました。
東京で会うことになる
その後、彼女は東京で自分は大阪に住んでいましたが、ある理由で東京に二泊三日の旅行に行くことになりました。
そのことをTwitterに投稿すると、女性の方から「一度会わない?」と連絡を受けるようになりました。
当然、自分は了承し、彼女とともにいわゆる「オフ会」をやることにしました。
自分はほかに参加する人間の募集をかけましたが、フォロワー数は自分よりも彼女の方が上。
彼女は「私で募集をかけるから」というばかりで、まともに人を集めてくれませんでした。
今考えれば、そこで彼女を疑うべきだったのかもしれません。
オフ会の日が一刻一刻とすぎますが、他の人は集まらなかったと言われ、仕方ないけどデートの形になるかとため息をつきました。
不思議な話ですが、憧れていた女性に誘われたとなると、湧き上がる感情は興奮ではなく不安でした。
もしも彼女が自分と思ってる人間と違えばどうなるのだろう?とか、顔写真をみせてくれないのはなぜなんだろうか?などといったものです。
これはオフ会における暗黙のルールなのですが、会う対象、それがしかも異性であれば事前に顔写真を求めてはいけないというものがあるのです。
顔写真を先に求めることは相手にとって失礼にあたるのです。
自分はそういったネットの書き込みを見て、ある種、純真だったというのもあるので盲目的に守っていました。
そういった純真だった10代後半の僕を、ある程度うまく利用しようというのが彼女の考えだったのかもしれません。
今考えれば随分とせこい女だなと思いました。
彼女と会う
不安に焦る僕はやがて日にちが過ぎていき、当日を迎えることになりました。
はやる気持ちを抑え、10分前に到着した僕は、喫茶店で紅茶を飲みながら女性が来るのを待ってました。
するとやがて、向こうのほうから大きな物体がやってきました。
僕はそれが人間だと思えなかったのです。
しかし、東京の多い人ごみをかきわけそれはやってきました。
ゴスロリの服を着た大柄な女性でした。
自分は目の前にいる“何か”は明確に自分の方に向ってきました。
そして、頑張って作ったんだろうなという笑顔で微笑み、「こんにちは」と言ってきました。
僕はもうその時点で帰りたいと感じました。
しかし、女性はなかなか帰ってくれません。
とりあえず行くはずだった映画を見に行って、サイゼリヤにいくことして、それから解散ということになるはずでしたが、女性はゴネて「どこのホテル泊まってるの?」「もっと遊ぼうよ」などと言って、中々帰りたがりませんでした。
さらにはラブホテルを指さして「ああいうの興味ある?」と言ってきて、あからさまに自分を誘ってきました。
自分はその時点で身の危険を感じ泣きながら「もう帰りたいんで帰らしてください」と謝りました。
すると周囲が立ち止り、自分を見始めました。
はたからみれば10代の少年と30代(だったのでしょうか?年齢を聞いたらしゃべらなかったので、かなりいってると思います。)のおばさんが、繁華街で二人だけでうろついてるので周囲からは当然怪しまれました。
すると彼女も了承せざる追えなくなったのか、「帰っていいよ」と言ってきました。
その日は解散しましたが、恐怖はそれからはじまるのでした。
Twitterで変な絡み方をされる
その日以降、たびたび女性からTwitter上で変な絡み方をされて困っていたのですが(映画の話題を話していると関係ない話をする、ふざけていった下ネタに対して「あなたの性器みたいなぁ」とか)、こういったことは無視する以外の対応策はほぼなく、大したこともないので見過ごしていました。
しかし、数ヵ月後、僕がとあるフォロワーとTwitter上で会話していると、その女性が割り込んできました。
「なんで私に冷たいの?」という内容でした。
それもスル―していると、やがて行為はさらにエスカレートしてきて、その後自分がツイートをする時にあわせて電話をかけてくるようになりました。
電話を掛けてくるようになる
内容は「元気かな?」「大阪のどこに住んでるの?」とかそんなもんだったと思います。
昼間にかけてくれればいいのですが、大体かけてくるのが寝る前後の午前1時とかそんな時間ばかりだったので非常に迷惑をしました。
僕は怖くなり「電話するのはいいけど時間は考えてくれ」といいたしなめました。
それから数カ月ほどおとなしくなっていましたが、僕が社会人デビューをしたある日のことです。
会社の休憩時間にパソコンを打ってTwitterをしていると、いきなり「今日の昼間にあなたに電話をかけますね」といきなりDMで彼女が送ってきました。
彼女に対して強い拒絶をする
ここまでしつこいのかと、さすがに我慢の限界だった僕は彼女の内容を無視して、一方的に怒鳴り散らし番号は着信拒否、Twitterはブロックし、今ではすっかり音沙汰がありません。
やはり、ストーカーに対しては早く強い拒絶が効果的のようです。
管理人の解説
ネットストーカーの対策として、第一に無暗にTwitterなどのSNSを通じて知り合った人と会わないことです。
一度会ってしまうと、様々な個人情報を相手に与える機会を作ってしまいます。
例えば、本名、住所、電話番号、メールアドレスなどです。
個人情報を知られてしまうと、そこからリアルなストーカー行為に発展してしまう可能性があります。
TwitterはFacebookと比較すると、匿名性が高いSNSですが、実際に出会って個人情報を教えてしまえば一緒です。
たとえ相手に好意があるように思えても、実は悪意があってあなたに近づいている可能性もあります。
そのリスクを忘れてはいけません。
もしもすでに個人情報を相手に漏らしてしまい、リアルなストーカー被害を受けているのでしたら、まずは証拠収集から始めてください。
証拠収集とは、ストーカー行為の被害を受けていることを立証することです。
証拠があれば、警察もスムーズに動いてくれます。
もしもどうしたらいいのかわからないのでしたら、探偵事務所に調査を依頼しましょう。
ストーカー対策に長けた探偵事務所に調査を依頼することで、問題が解決する可能性が高いです。
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