このページでは、探し物が見つからない時に見つける方法を紹介します。
探し物ではないですが、消えた人を探すプロはいます。
それは、探偵です。
失踪した家族や家出した子供などを探してくれます。
探偵に人ではなく、物を見つけてほしいと依頼すれば、対応してくれる会社もあるかもしれません。
ですが、依頼料に数万円、ひょっとしたら10万円以上掛かるかもしれません。
探しているのが、人であればお金には変えられませんので、探偵に依頼することも検討するべきです。
ですが、何千円、何百円の物に数万円払うのはバカげています。
もちろん、大事な人にもらった世界に一つの物だった場合は別ですが、そうでなければ、自分で探したほうがいいに決まっています。
そこで、このページでは探偵の人探し方法を参考に、自分で探し物を見つける方法を紹介します。
探し物が見つからない時は、是非、試してみてください。
探偵が人探しする方法
まずは、探偵が人探しする方法を見ていきましょう。
探偵が人探しする時、できるだけ多くの情報を集めます。
例えば、以下のようなも情報です。
- 名前、生年月日、過去の住所
- 顔や体全体の写真
- 使用車両の車種
- 趣味・嗜好
- 携帯電話番号
- よく立ち寄る店
- 異性関係・交友関係
- 通院している病院
- パソコン・スマホ内の情報
- メモ書き・走り書き
それらの情報を基に、対象者がどこにいるのか推理します。
そして、立ち寄りそうな場所から順にローラー作戦をすることが多いです。
聞き込みや張り込みで、対象者のいる場所を特定していき、見つけることができます。
探し物を見つける方法
探偵が人探しする方法は、ザックリいうと上のような感じです。
これを探し物が見つからない時にも、応用してみましょう。
まずは、探し物の情報収集からです。
人と比較して、どのような情報がなのか必要なのか見ていきます。
左が人で右が探し物です。
- 名前、生年月日、過去の住所→名前、製造年月日、いつも置いてある場所
- 顔や体全体の写真→探し物の写真
- 使用車両の車種→持ち歩くときに入れている物
- 趣味・嗜好→なし
- 携帯電話番号→なし
- よく立ち寄る店→よく置く場所、持っていく場所
- 異性関係・交友関係→なし
- 通院している病院→いつも修理に出しているお店
- パソコン・スマホ内の情報→なし
- メモ書き・走り書き→なし
人と物では、完全に比較はできませんが、参考になる部分も大いにあると思います。
詳細について、一つ一つ見ていきましょう。
名前、製造年月日、いつも置いてある場所
自分だけで探し物を見つけようとする場合、名前、製造年月日は必要ありません。
ですが、友達や家族に手伝ってもらう場合は、わかっていたほうがいいでしょう。
製造年月日は物によります。
例えば、製造年月日以外は同じ物が何個もある場合は、絶対に必要な情報です。
ですが、それ以外では別に知っている必要はないでしょう。
名前は知っていれば、イメージしやすいですし、名前が書いてある物であれば必須の情報です。
いつも置いてある場所は、重要です。
その周辺に落ちているだけというパターンもありますし、小さい物であれば何かに隠れているのかもしれません。
探し物の写真
探し物の写真は、誰かに手伝ってもらうのであればあったほうがいいでしょう。
その物の写真を撮っていない場合は、ホームページや画像検索で似たような写真を見せるのでもいいと思います。
似たような写真を見せる場合は、どこが違うのか、色、大きさなども教えたほうがいいです。
持ち歩くときに入れている物
持ち歩いているときに入れている物に、探し物が入っていたというケースがあります。
例えば、鞄、財布、服などです。
入れ物が整理されていない場合、埋まっているケースもありますので、注意深く探してください。
よく置く場所、持っていく場所
いつも置いてある場所とは別に、よく置く場所、持っていく場所もあると思います。
その場所を思い出してください。
意識して物を置いたり、持っていったりする人は少ないので、思い出すのに時間が掛かる人もいるかもしれません。
その場合、普段のように、探している物を持っているように行動してみてください。
そうすれば、よく置く場所、持っていく場所がわかるはずです。
いつも修理に出しているお店
探し物は、実は修理に出しているということはないですか?
例えば、探し物が時計やパソコン、鞄などであれば、壊れることもあると思います。
そんな時、修理のお店に出しているということはないですか?
自分で修理に出したとは、限りません。
家族の誰かが、壊れているのを知って、お店に持っていったかもしれません。
服などであれば、クリーニングに出しているパターンもあります。
実践編:鍵
鍵は毎日使う物で、小さいため、よく失くしてしまうことがあります。
上の探偵が人探しをする要領で、探し物を見つけてみましょう。
今回は、人に手伝ってもらわずに、自力で探す手順を実践していきましょう。
①いつも置いてある場所を探す
まずは、いつも置いてある場所を探します。
もちろん、落ちたり、物に隠れている可能性もあるので、その周辺をくまなく探しましょう。
鍵は小さいですので、隙間に落ちている可能性もあります。
『そんな場所は、最初に見た!!』と言わず、もう一度探してみてください。
なぜなら、『一度探したから、もうあそこにはない!!』という先入観が邪魔して、見落としてしまっている可能性があるからです。
②持ち歩ている時に入れている物
鍵でしたら、キーケースやキーホルダーに付けて、服や鞄に入れていることが多いと思います。
最近使った、服の内外のポケット、鞄のポケット、小物入れ、書類の隙間、調べられるところは、すべて調査してください。
③よく置く場所、持っていく場所
鍵を何気に置く場所、持っていく場所を思い出してください。
例えば、玄関の靴入れの上や台所、車のダッシュボードの上などです。
先ほども言いました、どこに置いているのかわからない人は、鍵を持っているつもりで行動してみましょう。
そうすれば、何気なく置く場所、持っていく場所がわかるはずです。
④それでもない場合
①~③の順番で探してみて、それでもない場合は以下の場所も探してみましょう。
よく鍵がなくなる場所です。
- 玄関
- 下駄箱の上
- コートのポケット
- トイレ
- 駅
- コンビニ
- カフェ
- 公衆トイレ
- 脱衣所
- 居酒屋・レストラン・バー
- キャバクラ・ガールズバー・クラブ
- マンションの廊下
- 布団の下
- コタツ周辺
- 棚の上
- ベッドと壁の隙間
- ベッドの下
- 台所
- 廊下の電話台
- 洗濯物
- 本の隙間
- 引き出し
- 家具の後ろ
- 車内
- 車や自転車にさした状態(車や自転車の鍵の場合)
- 玄関のドアにさした状態(部屋・家の鍵の場合)
- バッグ
- 洗面所
- ごみ箱
- 傘
- ポスト
- 冷蔵庫(まさかの場所です。)
- スマホが置いてある場所の周辺
最近、意外な場所で探し物を見つけた話
最近、いつもコーヒーを飲んでいる、マグカップが見つからないということがありました。
マグカップなければ、コーヒーが飲めません。
マグカップを外に持ち出す訳がないですし、部屋の中にあることは確実でした。
しかしながら、どこを探してもないのです。
いつも置いている棚にはなく、よく置くデスク、テーブルの上、キッチンにもありませんでした。
なぜか、脱衣所、お風呂場まで探したのですが、当然、ありません。
マグカップが見つからないということは、今まで一度もなかったので、探す時間が長くなればなるほど焦りました。
そんなに小さいものでもないですし、マグカップが突然、消えるなんてことがある訳がありません。
でも、見つからないのです。
そこで、マグカップを使っていると仮定してシミュレーションを行いました。
まずは、ポットでお湯を沸かし、コーヒーを入れるフリをします。
デスクに持っていき、コーヒーを楽しみます。
そこまできても、どこに置いたのかわかりません。
ですが、答えは自分の行動パターンにあるはずだと思い、シミュレーションを続行しました。
すると、あまりにも長い時間シミュレーションを続けたので、コーヒーが冷めてしまったのです。(もちろん、仮定です。)
『もうダメか、見つからない!』と思った瞬間、どこにマグカップがあるのかわかりました。
そう電子レンジの中です。
コーヒーを温めるために、電子レンジに入れたところまではいいのですが、温めることなく置いたままにしてあったのです。
実際に温めていれば、音で思い出すはずです。
しかしながら、不覚にも電子レンジに入れた後、シャワーを浴びに行ってしまったので、チン!という音が鳴ることはありませんでした。
鳴っていたとしても、シャワーの音で聞こえなかったかもしれませんが。
このように、シミュレーションすることによって、探し物が見つかる可能性もあります。
粘り強く、自分の行動を観察してみましょう。