略奪結婚した夫が元彼女に連絡し、会う約束までしていたのを発見した体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、大阪府大阪市東淀川区在住、31歳、IT関連で営業をしている女性です。
夫の年齢は28歳で、同じ会社に勤めているようです。
略奪結婚では幸せになれないとよく言われますが、この女性はまさにそれを体現しているようです。
自分が夫と略奪結婚したように、誰かに同じことをされるのではないかいう恐怖があるようです。
略奪結婚した夫が元彼女に連絡し、会う約束までしていたのを発見
夫との関係性
私の夫は同じ会社で働く先輩でした。
先輩といっても、相手は新卒入社、私は異業種から転職してきた中途入社ということもあり、仕事もすんなりと覚えられたことからあまり上下関係を気にすることのない付き合いができました。
夫は外見はとても良く、爽やかな営業マンという出で立ちをしていましたが、その実仕事も身だしなみも最低限といった風でしたが、そんな飾らないところに惹かれた私は、当時、まさにベタ惚れといった状態でした。
新婚で幸せ絶頂期にあった一つの心配事
夫の浮気を最初に疑ったのは、4年程前のことです。
まだ新婚で幸せ絶頂期の筈の私には、一つ心配事がありました。
それは、「彼が昔の彼女と連絡を取り合っているのではないか? 」ということです。
そもそも、夫との結婚は、当時、他に付き合っている彼女がいた夫を略奪して成り立ったものでした。
学生の頃から、長い付き合いの彼女のことを夫は当時とても大切にしているようでした。
普段感情をあまり表に出さない彼が大切にしている女性とは、どんな人なのだろう?
最初は、興味本位での接触です。
ですが、同じ時間を過ごしていくうちに、彼の優しさや寛大さに心惹かれ、彼女へ激しく嫉妬するようになりました。
なぜ彼がクリスマスプレゼントをあげる相手は私ではないのだろう?
営業成績が悪く、お金がない彼が遠方の彼女のもとへ会いに行くのはなぜだろう?
外見にそれなりの自信があった私は、彼を部屋に招き、既成事実を作って彼を奪うことに成功しました。
そうして夫となった彼とは、当時コミュニケーションがうまくいかずギクシャクとした日々が続いていました。
夫が入浴中、LNEや電話履歴を盗み見する
嫉妬深い私を責めるでもなく、いつも笑顔で受け入れてくれた夫が、携帯の画面ばかり見ている。
時折、明らかに仕事ではない電話がかかってきて、私の目の前で席をはずす。
地方から出てきて友人の少ない夫が頻繁に連絡を取る相手は、私か元彼女しか考えられなかったのです。
意を決した私は、夫の入浴中を見計らってパスワードを破り、LINEや電話の履歴を盗み見ました。
そこには、元彼女とのやりとりがしっかりと残されており、今度会いに行こういう約束まで取り付けていたのです。
頭に血が上った私は、夫の時計と財布をマンションのゴミ置き場へ投げ捨て、入浴が終わったばかりの夫を激しく責め立てました。
結婚したはずなのに、元彼女と連絡をとっていること。
元彼女からもらった財布や時計を捨ててほしいと頼んでも聞き入れず、使い続けていること。
我慢ならなくなった私は、思いつく限りの罵詈雑言で夫を追いつめました。
これで関係が終わってしまったらどうしよう。
冷静になった私はとても後悔しましたが、夫は私の言うことを聞き入れてくれました。
私の前で、元彼女を含む女性の連絡先をすべて削除し、時計や財布も新しく買い替えることを約束してくれたのです。
財布は、罪悪感もあって、後日私が新しいものをプレゼントしましたが、時計はしばらく新しく買うことが出来なかったので、営業マンの夫はだいぶ苦労したようですが、自業自得だと思っています。
その後
その後も、共通の友人の前で昔の彼女の話をされては傷付く私と、なにが悪いのかを分かっていない夫との口論は頻繁に起こり、一時は別居状態に陥りました。
別居期間中に別の男性を好きになってしまうこともありましたが、あまり良い関係にはなれず、やはり最終的には夫のことが忘れられなかったということもあり、よりを戻して現在に至ります。
略奪結婚をしてしまった以上、夫に対する不安はずっと付きまとっていくものだと自覚していますが、そんなときには以前のような野生の勘を発揮して、どうにか彼の浮気を水際でせき止められるよう、目を光らせていきたいと思っています。
管理人の解説
略奪結婚でも、夫とすでに結婚しいているのであれば、他の人と浮気することは許されることではありません。
たとえ略奪前に付き合っていた元彼女であるろうと、結婚後に性交渉したら、それは不貞行為で慰謝料請求の対象です。
因果応報という言葉がありますが、それは人生において起こることで、因果応報だから浮気しても問題ないということはありません。
結婚しているのですから、そこは良識をわきまえるべきです。
ただし、この体験談の場合、夫はまだ不貞行為をした訳ではなさそうです。
浮気一歩手前で食い止められたのでしょう。
ただし、これから先どうなるかはわかりません。
なぜなら、会おうとしていた元恋人にもう会わないと誓う契約書にサインさせた訳でも、慰謝料請求した訳でもないからです。
もちろん、不貞行為の証拠がある訳ではないので、そのようなことはできませんが、心配が続くのは間違いなさそうです。
略奪結婚を考えている人は、このような結果になることを覚悟するべきです。