妻がパート先の人と浮気し、本気になり、子供がいるのに離婚した体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、愛知県名古屋市港区在住、30歳、製造業で会社員の男性です。
妻の年齢は4つ年上で、飲食店アルバイトをしているようです。
ですので、この体験談に出てくるパート先は飲食店ということです。
『妻の浮気は本気になり、離婚につながる確率が高い?!』のページでも言っているように、妻の浮気は本気になりやすい傾向があります。
この体験談は、まさにその通りの展開となってしまいました。
妻がパート先の人と浮気し、本気になり、子供がいるのに離婚
外で働き始めた妻
私たち夫婦はできちゃった結婚だったので、結婚した当初の妻は主婦でした。
子供が1歳半のときに、妻が「専業主婦だと家にいるだけだから、外に働きに出たい」と言ってきました。
まだあまり生活に余裕があったわけではなかったので、妻なりに家計の足しになればと思って働きたいと言ってくれたのだと思いました。
妻の浮気の兆候
しかし、働き始めて半年ぐらいしたある日に浮気が発覚しました。
発端はケータイ電話でした。
当時はまだガラケーを使っていました。
そのガラケーのメール受信が男からのものでした。
何の気なしに妻に「これは誰?」と聞くと「パート先の同僚だよ」と言ってたので、その時はふーんと言った感じであまり気にしてはいませんでした。
しかし、お風呂やトイレに行くのにも携帯電話を持って行くようになっておりました。
さすがに怪しいと思い、妻が寝た後にこっそり携帯電話をチェックしようと思いました。
ロックの解除自体はなんとなくあたりをつけていたので、そこまで時間がかかることなく解除ができました。
当時はラインではなく、メールだったので、メールを開くと以前に同僚だと言っていた人とのメールで仲が良さそうな感じでやり取りをしていました。
そこまで怪しむような内容ではなかったので、それから一旦は落ち着きました。
また怪しむきっかけとなったのは、パート先の人達との飲み会でした。
以前までは子供がまだ離乳食では無かったので、飲み会に参加はしていなかったのですが、少し手が離れるようになったこともあり、参加をするようになりました。
始めの頃は参加をしても夜の11時ごろには帰ってきていましたが、回数を重ねるうちに段々と時間が遅くなってきました。
1番遅い時間で翌朝の4時とかだった為、さすがに遅過ぎると思い怪しむようになりました。
また、妻にも何故遅かったのか理由を尋ねるとはぐらかすような形で逃げられてしまい、それが余計に怪しかったです。
家計簿を調査
どうしたら決定的な物が出てくるか、そこから色々と探りました。
その当時、妻は家計簿をつけていました。
その家計簿にはカレンダーが付いていたので、そこに予定が書き込んでいたのを知っていました。
さすがにストレートに見せてとは言えなかったので、お風呂に入っているときにチェックをしました。
するとそこには年初からの予定が書かれていたのですが、パート先の人達と飲みに行く日のところにだけ他の人は違うマークが書いてありました。
一度に全ては確認しきれなかったので、何回かに分けて確認したところ、日付が最近になるにつれてそのマークの頻度が増えました。
そして、ローマ字で書いてあり、例のマークが書いてあるところがありました。
ローマ字が何を示すのか薄々勘づきながら、携帯電話で検索をしてみるとラブホテルでした。
携帯電話をチェック
これで証拠を押さえたと思いましたが、相手の名前などがわからなかったので、その夜に妻の携帯電話を寝静まってから再度チェックしました。
そこには、以前は同僚のように事務的なやり取りだったものが、露骨なやり取りに変わっておりました。
愛の言葉であったり、どこどこでエッチをしようなど、正直夫として直視したくない言葉ばかりでした。
薄々気がついていたとはいえ、あまりにショックでどうしたら良いかわからなくなりました。
とりあえず、会社の先輩に相談をしましたがあまり参考にならず、数日おいて直接話し合いの場を設けました。
妻との話し合いも逆切れで大喧嘩
最初は「同僚の人ってどんな人なの?」とか「最近遅いのはなんで?」とか周りから話をしていましたが、認めるような素振りもなくあまりにも堂々としているので、携帯電話やカレンダーを見たと話をしました。
その途端顔色が青ざめていくのがよくわかり、「どういうこと?」と問い詰めると、逆ギレをしてきました。
「子育てに疲れて、息抜きだからしょうがない」とか、「私の事が好きではなくなった」とか自分を正当化するような内容にとても怒れてしまい、そこで大喧嘩をしました。
しかし、自分の責任を一切認めず、また浮気相手のことを庇うばかりで謝罪もありませんでした。
再度の話し合いで離婚を突きつけられる
喧嘩した状態が1ヶ月近く経ち、このままではいけないと思い、再度話し合いの場を設けました。
私としての今後の思いと、妻が今後どうしたいかの話し合いです。
私は自分の両親はどれだけ激しい喧嘩をしても別れるような結論になった事が無かったので、夫婦は結婚したら一生一緒にいて当然だと当時は思っておりました。
しかし、妻はパート先の人と別れるつもりがないようで、私と別れたいと言い出しました。
子供のこともあり、簡単に別れたくないと思っていましたが、妻の心が全く変わらなかったため、浮気が発覚してから約2ヶ月後に離婚しました。
ただただ自分が惨めな思いをして、浮気相手を許すことは一生できません。
また、妻が浮気ではなく本気だったということにもショックを受けました。
管理人の解説
専業主婦である場合、そもそも異性との自然な出会いはほとんどないので、浮気するためには出会い系サイトやSNSを利用するなど、積極的な行動が必要です。
ですが、外でパートとして働くと、職場での出会いは必然的です。
同僚や上司、職種によってはお客さんと浮気するリスクが出てきます。
だからと言って、妻を信用していないからパートとして外で働いてほしくないなどと言うことは難しいです。
なぜなら、パートに出たら、それは浮気の前段階という訳ではないからです。
浮気しない女性は数多くいます。
ただ、もし妻が浮気に走ってしまったとしたら危険です。
この体験談のように、浮気が本気になり、いきなり離婚を切り出されるリスクがあります。
この男性は離婚したくなかったと言っていますが、不貞行為の決定的な証拠があれば、離婚を認めないという選択もできたはずです。
体験談に書かれていないのではっきりとはわかりませんが、おそらく浮気相手に慰謝料請求もしていないと推測されます。
勝手に浮気され、離婚を切り出され、しかも慰謝料も取っていないとしたら、踏んだり蹴ったりです。
では、この男性はどうしたらよかったのでしょうか?
それは、先ほども言いましたが、不貞行為の決定的な証拠を押さえることです。
メールやLINEのやりとりでは、証拠として弱いです。
そうではなく、ラブホテルや浮気相手の部屋への出入りの写真を押さえるべきだったのです。
もちろん、これは個人では無理です。
探偵や興信所の仕事ですので、そのようなプロに浮気調査を依頼するべきだったのです。
そうすれば、最小限の被害で抑えられた可能性は高いです。
メールやLINEの状況証拠を見つけたからといって、すぐに問い詰めるのは得策ではありません。
がっちりとした証拠を押さえた後で、法の力を借りて話し合いに望むべきです。