今回、『結婚前に妊娠が発覚して流産!その後、彼氏に浮気疑惑でラブホに直行』の体験談を紹介してくれたのは、山形県在住、42歳の女性です。
妊娠して、流産してしまった後の最もつらい時期に、発覚した彼氏の浮気の体験談です。
20年前の出来事ということですが、その衝撃的な話であるためか、今でも鮮明に覚えているようです。
現在42歳なので、当時22歳の女性に起きた出来事という訳です。
結婚前に妊娠が発覚して流産!その後、彼氏に浮気疑惑でラブホに直行
かれこれ20年近く前の結婚前の事ですが…。
当時、彼の住む家と私の実家は車で20分ほどの距離でした。
彼は当時から自営業をしていたので、勤務時間は不規則・休みも不定期な状態でした。
お互い仕事の合間に時間の都合をつけて会ったり(当時の私は営業職)していました。
妊娠が発覚
付き合って2年過ぎたあたりに、私の妊娠が発覚しました。
当時の彼に話をした所、「じゃ籍入れる?」と何とも微妙な答えが返ってきました。
妊娠を親にも告げず、気持ちは彼にあったもの…収入さえ不規則な彼と一緒になる覚悟が出来ず悩む毎日でした。
当時、会うこと少なくなっていたのですが、朝晩のTELは欠かした事は無く、私たちの決まりごとになっていました。
流産してしまう
胎児が4ヶ月に入るころ、私は流産してしまいました。
ストレスや仕事のキツさが原因だったのかもしれません。
若しくは、結婚に踏ん切りが付かなかったので、赤ちゃんが違うところに行ってしまったのかも!?
彼氏の態度に変化
この頃から、彼の態度が少し変わっていきました。
お酒を全く飲めないのに、「飲み会に行く」、「友達の家に行く」と出掛ける事が多くなり、私と会っても「今日は帰ろう」とお泊りデートの回数も減っていきました。
ただ、朝晩の電話は欠かす事無く続いていました。
彼氏に浮気疑惑
「飲み会に行ってくる」そうメールがきた或る日。
0時になっても電話が掛かってきません。
お酒の飲めない人ですから、「無理に飲んで潰れているのかも?」なんて心配していました。
元々待つのが苦手な私は、眠気を堪えて電話を待つのが嫌になり、彼に電話する事にしました。
1回目は出ずに切れてしまった。
2回目は出た!
私「まだ飲んでるの?」
彼「ん?いや?家に帰ってきてるよ」
私「すぐ電話くれたらいいじゃない!」
彼「だよね~」
次の日彼の仕事を手伝う約束をしていた私は、明日の予定を彼と話していました。
ただ、早く電話を切りたそうな気配…。
そして、やけに響く電話の声…。
私「声響くけど、どこにいるの」
彼「家だって」
私「家のどこ?」
彼「どこって…トイレ?」
そこでピンと来ました。
彼の家には何度も泊まっているので、造りは分かっています。
疑いを持ったけど、その場で聞くのも…だった私は、明日の予定を決めて電話を切りました。
電話を切ったのはいいけれど…。
やはり、どうしても気になります。
自宅のトイレで話してみてもそれ程声は響きません。
お風呂場で話してみたら、響く!
けど、電話の声はもっと広い空間の中で響いた声だと確信しました。
彼氏の家に向かう
白黒ハッキリな性格の私は、いてもたってもいられなくなり、夜中にも拘らず彼の家に向かいました。
案の定、彼の車はありません。
女の勘とでも言うのでしょうか?
ラブホに向かう
「浮気してる!ラブホにいるに違いない!」そう確信しました。
ただ黙って帰る私ではありません。
こっちは流産したばかりなのに…との思いもありました。
ラブホを特定して、相手の女の顔を見てやろう!そう決めて彼の車を探し始めました。
彼の家の近くにはラブホ街がありました。
普通なら、遠くのラブホにでも行くのでしょうが…単純に出来ている彼は、きっとこの中のどこかにいると感じました。
不思議なもんです。
ラブホ街に向かいながら、たぶんあそこ!と目星がついていたのですから。
そのラブホは車庫にシャッターは無く、車は丸見えでした。
勿論ナンバーを隠す衝立はありましたが。
目星を付けたラブホのゲートをくぐり、1台1台車を見ていきました。
そしてやはり…あった!!!!
笑える程の自分の勘の鋭さにびっくりしながら、車庫の脇にあるインターンを鳴らしました。
勿論出てくる気配はありません。
彼氏の携帯に発信
すかさず彼の車のボンネットに寄り掛かりながら、彼の携帯に発信してみました。
寝ていたのか、ほわっとした声で電話に出た彼。
私「遅くにごめん。寝てた?」
彼「ん~大丈夫。どうした?」
私「ちょっと話があるんだけど、今から会えない?もうすぐ着くから」
彼「今からは無理。明日も早いし、寝たい」
私「でももう着くよ」
彼「帰って」
私「もう着いたし。車の所にいるよ」
彼「車?え??あぁ?」
そこでホテルの窓のカーテンがチラッと動きました。
さぞかし驚いたことでしょう。
私「ちょっと話あるから降りてきて」
彼「無理!つかごめん帰って明日にして」
私「いやいや…女に話あるわ」
彼「すいません帰って!お願いします」
もちろん出てくる訳が無いと思っていたので、ほんの少し文句を行って自宅へ帰りました。
その後
後日からだいぶ揉めましたが、無事に結婚し、一児を儲けました。
以上が、浮気の現場を目撃した体験談です。
管理人の解説
妊娠して、流産した後の最もつらい時期に彼氏に浮気されるのは、耐え難いことです。
20年の時が経って、やっと口にできるぐらいのことだと思います。
ただ驚いたのは、その後、その彼氏と無事結婚して子供を授かったことです。
そのことに女性の強さを感じざるを得ません。
それにしても、女性の勘とは、時としてここまで冴えわたるものだと感心します。
電話越しで怪しいと察するまではできそうですが、彼氏の家に出向いて、その後、浮気現場のラブホテルを突き止めることができたのは、探偵顔負けです。
むしろ、第三者の探偵では無理なことだったかもしれません。