公衆トイレの換気扇に盗撮カメラが設置してあり発見した体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、埼玉県所沢市在住、41歳、派遣社員の男性です。
場所は、派遣先のガソリンスタンドのトイレです。
頻繁にトイレだけを借りに来る50歳くらいの女性を不審に思い、調査してみると、発見したのでした。
公衆トイレの換気扇に盗撮カメラが設置してあり発見した体験談
仕事内容
6年ぐらい前のことです。
当時、私は派遣社員でセルフのガソリンスタンドの夜間監視員として、夜10時から朝7時まで夜勤の仕事をしていました。
仕事内容はいたって簡単で、ガソリンを給油しにくるお客さんが計量器にて設定した後に、カメラにて安全確認して給油許可ボタンを押すだけの仕事です。
それに付随して、ゴミ捨てやサービスルームのトイレ掃除などがあります。
カンタンな仕事ゆえに、一人勤務ですので、当然、女子トイレも掃除するわけです。
50歳くらいの女性がトイレだけ借りに来る
もちろん、お客様の来店が少なくなる深夜2時から3時頃を目安に行うのですが、入社して2ヶ月くらいたったころに、夜11時頃に頻繁にトイレだけ借りに来る50歳くらいの女性がいました。
最初はこの近くで働いている女性かと思い、何も気にしてなかったのですが、あまりにも頻繁でほぼ毎日のように同じ時間に来ていました。
少し気になり、自分が休みの日はどうかなと思い同僚に尋ねると、やっぱり、同じ時間に来てました。
だいぶ違和感を感じ始めていましたので、次にその女性が来店してきたときにちょっと注意をむけてみようと思い、変な話ですが、女性がトイレに入ったときに店内のテレビの音声を小さくしてエアコンも切り、聞き耳をたててみました。
するとなにやら、ガチャガチャと音がしていました。
今までは気にしていなかったからなのか、ぜんぜん気づかなかったのですが、店内を静かにしてみると結構な音量の音をたてていました。
しばらくして、水が流れる音がながれ、女性は足早に帰っていきました。
帰った後に女性トイレを確認しましたが、なんら変わりなく不思議な感じだったのを覚えています。
その翌日も、翌々日も、女性は来店して、トイレだけを借りて帰っていきました。
トイレで大きな音が鳴ったので、様子を見に行く
その後、変わらないペースでトイレ確認したあと、2週間ぐらいしたときにいつものごとく女性が来店してトイレに入ったときでした。
しばらくすると、いつもより大きな音でドンと音がしました。
すぐに気づきましたが、さすがに女性トイレなので入るわけにいかないと思い、トイレの入り口ドア近くまで行き少し様子をみていました。
数分後に女性が出てきました。
ドアの近くに自分がいたので、かなり驚いた様子で「何ですか??」って自分に聞いてきました。
自分は「いや・・なんか大きな音がしたので・・・大丈夫かなと思いまして・・・」と返すと女性は「大丈夫です。」と一言だけ発して帰っていきました。
気になったので女性トイレに入って確認すると、便器の後ろ側についている排水タンク?(水を流すときに水をためておくやつ)のふたがずれていました。
陶器製のしっかりしたモノなので、自然に動いてずれるわけないと思い、いろいろ注意深く確認してみると、ちょうど便座の真上あたりにある換気扇のカバーに違和感を感じました。
四角い換気扇カバーは4辺をツメで引っ掛けて取り付けるモノでしたが、そのうちのひとつがツメが引っかかっておらず、1辺が少し浮いた状態でした。
なんか怪しい思ったのですが、まだ11時台で来店も多い時間帯で、給油監視の仕事を二の次にするわけにもいかず少しそのままにしておきました。
いろいろ考えていたら、もしかしたら盗撮カメラが仕掛けてあるのでは??と疑うようになりました。
派遣先のマネージャーに直接、連絡する
もしものことも考え、夜間帯でしたが、派遣会社の上司に連絡したが、やはりつながらないので、派遣先のマネージャーに直接連絡してみました。
今までのいきさつを話し、「まだ確認はできていないのですが、カメラが仕掛けられている可能性があるのでどうしたらよいでしょうか?」と伺うと「今から行きます」とマネージャーが駆けつけてくれました。
換気扇のカバーを外すと、盗撮カメラを発見
深夜12時をちょうど回ったころに、マネージャーと二人で換気扇カバーを外して見ると、タバコサイズぐらいのカメラが見つかりました。
30分ほど考え込んでいたマネージャーが「この件は自分に任せてください」と言い残し、帰宅しました。
その後
その後、その件で警察が介入した様子が見られず、マネージャーは近隣店舗に転勤になりました。
なんだったのかと思いましたが、派遣の自分には何の権限もないので、その件はしばらくして忘れました。
約1年後ぐらいに派遣会社から違う派遣先のガソリンスタンドに急な欠勤があったので、ヘルプで行ってくれと指示があったので、違う店舗に臨時でいきました。
すると夜の11時頃に見たことある女性が来店しました。
「トイレ貸してください」・・あの女性です。
なんか背筋がゾクッとした記憶があります。
翌朝の退勤時にマネージャーに挨拶に行くと、あのマネージャーだったんです。
管理人の解説
話が途中で切れていますので、推測するしかありませんが、50歳くらいの女性とマネージャーがグルだったということでしょうか?
それにしても、女盗撮師というのは意外と多いです。
女性が盗撮する理由は、お金になるからで、その撮影した映像を売るためです。
当然ですが、女性であれば、女子トイレや銭湯、脱衣所、更衣室など、男性が入れない場所に入ることができます。
そのため、お金目的で盗撮行為をしてしまうのです。
公園、運動場、ふれあい広場・緑地、遊園地、道の駅、駅、パーキングエリア、図書館などの公衆トイレはもちろん、コンビニ、スーパー、ガソリンスタンド、デパート、商業ビル、カフェ、飲食店など、至る所に盗撮カメラが設置される可能性があります。
もしも不審人物を見つけたり、違和感を覚えたら、盗撮器・盗聴器発見のプロである探偵に依頼することをオススメします。
今回の体験談のように、わかりやすい場所に設置されてあれば発見することも可能ですが、そうでないケースもあります。
それに、盗撮カメラの形は日々進歩しており、素人が見ただけではカメラなのか判断できないこともあります。
店を経営されているのであれば、信用問題ですので、お客様に安心して利用してもらえるように探偵に依頼してみてはいかがでしょうか?
☞原一探偵事務所(公式ホームページ)
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