病気・障害を抱える人が集まるサークルでストーカーされた体験談です。
この体験談を提供してくれたのは、宮城県仙台市在住、23歳、会社員の女性です。
この女性は、持病があるとのことで、同じ病気を抱える人が集まるサークルにしていたようです。
そこで、ストーカー被害に遭ってしました。
病気・障害を抱える人が集まるサークルでストーカーされた
同じ病を持った人が集まるサークルに参加する
わたしはもともと持病を抱えています。
病気の為に就職活動もうまくいかず、会社も長くは続かずに、21歳の時には無職になっていたため、同じ病を持った人が集まるサークルに参加するようになりました。
サークルでは、病気の話のみならず、普通の同世代の人たちがするようなテレビやファッションの話題もあったりして、病気の人ばかりだからといって暗い雰囲気のサークルではありませんでしたし、むしろ私は、無職で居場所のなかった時期にこのサークルに通うことができるようになり、少しづつ自信をつけて社会復帰しようと努力しようと思えるようになりました。
私がサークルに参加して3か月くらいが経った頃から、サークルの規模を拡大したいというサークル運営者の計画により、本来は受け入れ対象ではないはずの病気の人までもをサークルに入会させるようになり、徐々にサークルの雰囲気がおかしくなり始めてきた頃でした。
なんとなく嫌な予感はしていましたが、そのサークル以外に居場所のなかった私は、仕方なくサークルに残ることとなりました。
新たに入会した二人の方にストーカーされる
サークルの入会対象者の幅が広がってから、新たに入会した二人の方にストーカーをされました。
病気への差別や偏見が広がってしまっても困るので、具体的には伏せますが、私をストーカーしてきた二人はどちらも、外見は健常者に見えてもコミュニケーション能力に障害のある方で、感情の起伏が激しいため、他のメンバーからも煙たがられていました。
県内外の似たような活動をしているサークル同士が集まる機会があり、わたしたちの所属するサークルもその集まりに参加することになりました。
その集まりでは、各サークルで製作している手芸製品の販売と展示をするというものです。
サークルのメンバーが交代で製品の販売や説明の他に、施設の準備なども行うのですが、やっぱり、新しく入会してきた二人は煙たがれられていて昼食を食べる相手もいなかったため、私としては、違う病気の人のことも知りたいという気持ちもあって、思い切って二人を昼食に誘ってみました。
しかし、全く会話が噛み合いません。
二人とも、自分の話したいことを抑揚もなく、早口で一方的に話すだけです。
だけども、二人は私に話を聞いてもらったということだけに大満足だったようで、何度もお礼をされました。
サークルのイベントも無事に終了し、アルバイトではありましたが、就職先も決定していて、なかなかサークルには足を運べないまま一ヶ月ほどが経過したある日のことです。
アルバイトを終えて帰宅して、入浴してから寝ようとしていたら、マンションのインターホンが深夜に何度も押されていました。
怖かったので応答はしませんでしたが、モニター越しに見てみると、サークルで煙たがられていたあの二人がいました。
「遅いからもう帰ったほうがいいですよ」とインターホン越しに伝えましたが、帰ってくれる様子は全くありませんでした。
それどころか何度もチャイムが押されます。
気づいたら時間は、深夜の12時を超えています。
それでも何度も押されましたが、無視していたら飽きたのか、なんとか帰ってくれました。
ホッとしたのもつかの間で、次の日は朝の電車で執拗につけ回され、電車の中でも二人は延々に噛み合わない会話を一方的にしているだけでした。
電車のなかでも大声で容赦なく喋っていて周りの人が迷惑そうにしていたため、声のボリュームを下げるようにいいましたが御構い無しでした。
警察、医師から指導が入って、ストーカーはなくなる
二人はコミュニケーション能力に問題のある障害のあった方のため、安易に注意をしてはいけないと思っていましたが、私以外にもサークルで別のメンバーが二人から同じような被害を受けていたようで、警察に相談して、二人には警察や医師から指導が入って、現在はストーカーは無くなりましたが、当時はとても怖かったです。
管理人の解説
もしあなたがストーカー被害に遭っている場合、まずは警察に相談することをオススメします。
それが最も大切なことです。
それでも、証拠がないということで相手にしてくれない可能性もあります。
その場合、探偵事務所にストーカー被害の証拠を押さえてもらえるように調査を依頼するのがオススメです。
一番、まずいのは一人で抱え込んで、誰にも相談しないことです。
その間に、ストーカー被害はエスカレートしていき、危害を加えられる可能性も高くなってしまいます。
確かに、誰かに相談しにくいことかもしれませんが、危害を加えられた後では遅いです。
そうなる前に、早めに行動することをオススメします。
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