認知症の男性が行方不明で捜索|施設から約1キロ離れた路上で発見

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どこ 行方不明

認知症の男性が行方不明で捜索した体験談です。

この体験談を提供してくれたのは、長野県上高井郡在住、39歳、病院の事務職で働く男性です。

認知症の高齢者が、目を離したすきにどこかにいなくなってしまうということは、よくある話です。

ですが、それはとても危険なことです。

なぜなら、事件や事故に巻き込まれる可能性が高いからです。

行方不明になったら、すぐに周辺捜索、及び警察に連絡して、即急の発見に努めてください。

認知症の男性が行方不明で捜索|施設から約1キロ離れた路上で発見

高齢者 男性 老人 杖 歩く

男性が行方不明になった経緯

その方が行方不明になったのは、職員がものの約10分間、目を離しているすきに発生してしまいました。

行方不明になった方は男性で、認知症はあるものの足腰は達者で介助なしに普通に歩ける方でした。

私どもも最初は「そんなに遠くに行けるわけがない、もしかしたら近くに倒れてる可能性もあるので早い段階で見つけましょう」と、正直、気楽な考えで望んでいました。

歩きと車で捜索する

捜索に参加してくださった人数は約15名、半分は歩き捜索、半分は車捜索に分かれ施設周辺を重点的に捜索しました。

しかし、私達の考えは浅はかで、いつまで経っても見つけ出すことは出来ませんでした。

その町の特徴として(施設周辺)入り組んだ細い道が多く点在しており、車での捜索をやめ、歩きによる施設周辺を洗いざらし見回る方法に変更しました。

捜索に協力してくださった皆様の首にその行方不明者の顔写真を掛け、周辺住民の方々にも声をかけました。

焦るとともに時間だけが過ぎて行き、それでも発見することは出来ませんでした。

捜索約15分で警察及び市の広報にも連絡し、市内アナウンスも流してもらいました。

捜索側の一方的な誤った先入観として、「お年寄りだからそんなに遠くには行けない」、「歩き疲れてどこかでうずくまっている」と思い込んでしまったのが、そもそも間違いだったのです。

なかなか見つけ出すことが出来ない中、捜索側も焦りがつのり、認知症をかかえている方だったのでどんな行動するか全く予測もできなかった為、悪いことばかり想像してしまうようになり、「どこかに転落してしまったか?」、「池みたいな所に溺れてしまったか?」と不安はつのるばかりで心配だけしかありませんでした。

男性を施設より約1キロ離れた路地で発見

こちらの気持ちとは裏腹にそれ以降も全く見つけることが出来ず、この後は警察にお願いして、無事であることを祈りましょうと一般人による捜索を切り上げようとした時、施設の方に連絡が入り、連絡をしてくださった方は未だに不明なのですが、「施設より約1キロ離れた路上で倒れていた。救急車を呼び、病院に搬送中」との事でした。

捜索者及び施設スタッフに安堵がこぼれました。

ひとまず命があったことに一安心でした。

しかし、「なぜそんな離れたところまで移動ができたのか?」、「全くの見当違いの場所にいたのか?」この状況を誰もが不思議がっていました。

後になり、認知症患者について調べたところ、認知症を持っていても、昔のことだったり、施設の近隣に住んでいた場合、自宅までの帰る道順などしっかりと覚えているようなのです。

この方も真っ直ぐに自分の自宅に向かって進んで行っていたとのことでした。

不幸中の幸いか、路肩の段差に躓き倒れているところを発見されたので、大きな怪我も無く軽い擦り傷程度で済んでいたとの事です。

まとめ

先程も書きましたが、どんな行動をするかはこちらでも予想することが出来ず、本当に本当に大きな事故にならなかっただけでも嬉しく思いました。

今回の行方不明を発生させてしまった事例を受けて、その施設では速やかに対応を協議し、施設入居者が抜け出さないように出入り口を現行とは違うものにして、対策を取りました。

ほんの数分あれば、人の目をかいくぐり離れることは可能だと思います。

施設スタッフが気をつけるのが一番の対策ではあると思いますが、現在、介護職員離れも大きくニュースになっています。

もう少し、施設スタッフを優遇し、そのような介護が必要な方々に対する人員が増えてくれば、このような行方不明者が出ることもなかったのではないと思います。

いずれにせよ、見つかったから良かったものの、中には同じような境遇で見つからない方もいらっしゃるかと思いますので、今現在、自分が出来ることを精一杯行い、入居者の皆さんを安全に過ごしてもらえるように努めて行きたいと強く強く感じました。

管理人の解説

解説

一般人であれば、いつまでも探し続けてくれるということはありません。

警察にも人数に制限があります。

ですので、そのような時は探偵事務所に人探し調査を依頼する方法があります。

当然、お金は掛かりますが、命や安全に変えることはできません。

やむを得ない場合だけでなく、早めに相談することで、早期、発見の可能性が高まります。

警察に相談するのと同時に、探偵事務所にも相談するのがオススメです。

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